電流の原理を「川の流れ」でわかりやすく解説

水がサラサラ〜っと流れる川の様子はほとんどの人が想像できると思います。実はこれ、電流のしくみをイメージするのにピッタリな光景なんです!

 

電気って目に見えないからつかみどころがないけど、川の流れにたとえるとぐっとわかりやすくなるんですよ。

 

というわけで、このページでは、電流の原理を「川の流れ」でたとえてわかりやすく解説していきます!

 

 

電流は「電子の流れ」=水の流れと同じ!

まず電流とは、電気を運ぶ粒(=電子)が移動することをいいます。

 

この流れ方、実は水がホースの中を流れていくのとすごく似てるんです。

 

  • 電子(電気の粒)=水の分子
  • 電線=ホースや川の流路
  • 電圧(電気を押し出す力)=高低差(坂)

 

つまり、電圧があることで電子が押し出され、スイスイと電線(川)を流れていく。これが「電流が流れている」ってことなんですね。

 

電気のスイッチは「ダムの水門」みたいなもの

川にあるダムの水門って、開けたら水が一気に流れますよね?

 

同じように、電気回路のスイッチを入れると、電子の通り道がつながって、一気に電流が流れ始めます。

 

スイッチが切れてるときは、水門が閉まってるのと同じ状態。回路が切れてる=電気が止まってるってことなんです。

 

流れの量=電流の大きさ、水の勢いと同じ

「電流の大きさ」って聞くと難しく感じるけど、これも川にたとえると簡単!

 

  • たくさんの水が勢いよく流れてる川大きな電流
  • ちょろちょろと水が流れる小川小さな電流

 

さらに、電流の大きさを表す単位がアンペア(A)。これは1秒間に何個の電子が流れてるかを表していて、いわば水の流量みたいなものなんです。

 

電流の正体ってのはよ、まるで「電子の川」が流れてるみてぇなイメージなんだぜ!ホースや水道の水の流れみてぇに、電気にも“通り道”と“押し出す力”が必要ってわけよ♪