
核爆発で発生する電磁パルス(EMP)って、「一瞬で広い範囲の電気を止める」なんて言われたりしますよね。でも、「広い」ってどれくらい?ビル1個分?それとも街ひとつまるごと?…気になりますよね。
実は、EMPの有効範囲は「高さ」と「出力」によって、数km~数千kmにも広がることがあるんです!
このページでは、EMPの届く距離の具体例や、その範囲がどう決まるのかについて、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
まず知っておきたいのが、EMPは1種類じゃないってこと。
実はEMPには、大きくわけて3種類あるんです。
この中で、範囲が一番広がるのがE3(地磁気EMP)で、場合によっては国全体が対象になることもあるんです。
EMPの威力が爆上がりするのが、いわゆる高高度核爆発と呼ばれる現象。
ざっくりいうと、「地上から数百km上空で核爆発が起きたら、EMPがものすごく遠くまで届く」んです。
たとえば…
EMPは「高いところ」で起きるほど、地表の広い範囲に届きやすいという特徴があるんです。
これは、EMPが空気を通して電離層や磁場と作用するから。だからこそ、空高くからのEMPはヤバいんです…!
とはいえ、「EMPが届く=すべての機器が壊れる」ってワケでもないんです。
EMPの影響は場所によってかなり違ってきます。というのも…
だから、電線がむき出しの都市部とか、高性能チップが集まるサーバー施設なんかは特にヤバい。でも、地下鉄や山奥の集落はちょっとマシ、ってこともあるんですね。
EMPの範囲っつーのはなァ、爆発の高さと威力しだいで天と地ほど変わるんだよ!上空400キロからドッカンすりゃ、アメリカ全土だって一発よ!でも地上でやっても、せいぜい街ひとつ分。つまり「高さは正義」ってワケだ!覚えとけよ!