
「EMPグレネード」――ゲームや映画ではおなじみのアイテムですよね。投げた瞬間、バチバチッと電磁波が炸裂して、ドローンもロボットも一斉にシャットダウン…!
でも現実にもそんなEMP兵器があるのかというと、答えは…「実在するが、映画のように簡単には使えない」です!
このページでは、EMPグレネードの現実性と、実際に存在する類似兵器のしくみを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
いわゆるEMPグレネードとは、
手投げサイズで、電磁パルスを局所的に発生させる携帯型EMP兵器
のこと。
映画やゲームでは、
…なんてシーンがよくありますが、現実はそうカンタンじゃありません。
EMPって、もともととんでもなく強いエネルギーが必要なんです。
つまり、
…など、どうしても大きく・重く・複雑になってしまう。
実際に各国が開発してる非核EMP兵器(HPM:高出力マイクロ波兵器)は、
・トラックに搭載されるレベルの大きさ
・小規模施設や車両を無力化するのが主な用途
というように、「持ち歩けるサイズ」とは言いがたいんです。
ただし、技術はどんどん進んでます。
たとえば、
…など、持ち運びできるEMP兵器の試作・開発は一部の国や企業で行われています。
「EMPグレネードっぽい兵器」が将来的に登場する可能性はあるんですね!
当然ですが、現時点では個人が買えるEMP兵器やグレネードは存在しません。 (あったらヤバすぎる!)
YouTubeやネットで「EMPグレネード作ってみた!」という動画も見かけますが、実際は非常に危険で違法な行為になることが多いので絶対マネしないでくださいね。
EMPグレネード?あるにはあるが、映画みてぇに気軽にポイッて投げてピカッ!バチッ!とはいかねぇんだよなァ!電磁パルスってのは電力バカ食いする厄介モンだからよ、現実じゃトラック積んでやっとこさってレベルなんだわ。でもな…未来はわかんねぇぜ?