雷が多い国ランキングBEST5

雷が多い国

雷が多い国々は熱帯地域に集中しており、特に赤道付近は高温多湿で対流が活発である。これが積乱雲の発達を促し、雷の発生を増加させている。コンゴ民主共和国やベネズエラが代表的な雷多発地帯である。

雷が多い国ランキングBEST5

雷が多い国って、ただ「暑い」とか「雨が多い」だけでは決まりません。


本当に重要なのは


  • 湿気がたっぷりあって
  • 熱気が地表にたまり
  • そこにモクモク育つ積乱雲が生まれやすく
  • さらに地形のクセが雷を後押ししているかどうか


条件がひとつ欠けるだけでも、雷は思ったほど増えないんです。


逆に言えば、これらが全部そろっている場所こそ、雷が元気に暴れ回れる最高の舞台。


雷の多さは「暑さ」ではなく、「大気と地形の合わせ技」で決まります。


このページでは、そんな条件をガッツリ満たしている 「世界で雷が多い国TOP5」をピックアップ。


なぜその国で雷が多いのか、気候や地形の視点も交えながら、できるだけわかりやすく紹介していきます。


「雷が多い場所には、ちゃんと理由がある」


──そのあたり、一緒に見ていきましょう。



第1位:コンゴ民主共和国(アフリカ)

コンゴ民主共和国の場所


ゴマ(北キヴ州)のMONUSCO施設付近に落ちる稲妻

ゴマの夜空を走る落雷
北キヴ州ゴマで捉えられた鋭い雷光。
湖畔の湿った空気が対流を育て、激しい雷雨を呼び込みやすい。

出典:『Goma, Nord Kivu, RD Congo- Orage pres des locaux de la MONUSCO a Goma.』-Photo by MONUSCO Photos/Wikimedia Commons CC BY-SA 2.0


 


まさに文句なし。
世界を見渡しても、ここ以上に雷が暴れやすい国はなかなかありません。
名実ともに、雷の王国です。


その理由は、データを見れば一目瞭然。


  • 年間の雷日数が、世界最多クラス
  • 東部のカンバラ村では、年400回/平方キロメートルという異常レベルの落雷
  • 熱帯雨林+赤道直下+盆地地形という、雷にとって理想的すぎる条件


特に注目したいのが、赤道直下ならではの強烈な日射と、熱帯雨林が生み出す圧倒的な湿気


地表で温められた湿った空気が、一気に上空へ持ち上げられ、モクモクと巨大な積乱雲に成長します。
しかも盆地地形の影響で、空気が逃げにくく、対流が持続しやすい。


結果として、雷が発生 → また雲が育つ → さらに雷、という止まらないループが生まれるわけです。


地形・気温・湿気、そのすべてが雷の発生に最適化された環境
コンゴ民主共和国が「雷世界一」と呼ばれるのも、決して大げさではありません。


雷が多い国ランキング。
その頂点に立つ理由は、ここまで揃えば納得ですね。


第2位:ベネズエラ(南米)

ベネズエラの場所


カタトゥンボの雷
ベネズエラのマラカイボ湖に注ぐカタトゥンボ川河口付近

出典:Title『Catatumbo Lightning - Rayo del Catatumbo』-Photo by Fernando Flores / Wikimedia Commons CC BY-SA 2.0より


 


こちらも、雷の話になると必ず名前が挙がる超有名スポット。
「雷が多い国」というテーマでは、外せない存在です。


とくに注目されているのが、北西部にあるマラカイボ湖周辺。


  • マラカイボ湖周辺では、年間200日以上も雷が発生
  • 「カタトゥンボの雷」は観光名物としても知られる存在
  • 昼は晴天でも、夜になると雷ショーが始まるのが日常風景


この地域の雷は、ただ発生回数が多いだけではありません。
夜になると、同じ場所で繰り返し稲光が走り、まるで空が点滅しているかのような光景が広がります。


そのため昔から、船乗りたちにとっては「天然の灯台」としても機能してきました。
人工の光がなくても、雷の明かりで位置がわかるほど、安定して光り続けるんです。


なぜここまで雷が集中するのか。
カギは、 湖+山+海風という、奇跡的な地形の組み合わせ。


日中に温められた湖の湿った空気が、夜になると周囲の山地にぶつかって持ち上げられ、さらにカリブ海からの風が加勢。
その結果、積乱雲が毎晩のように育ち続けます。


地形と風のクセが完璧にかみ合い、雷が「毎晩起こる」のが当たり前になった場所
ベネズエラが雷大国と呼ばれる理由は、この異常な安定感にあるんですね。


第3位:インドネシア(東南アジア)

インドネシアの場所


ジャカルタの夜空を走る落雷

ジャカルタの夜空を走る落雷
高層ビル群の上空で、雲から地上へ鋭い稲妻が伸びる瞬間。
熱帯の強い対流が雷雲を育て、短時間の激しい雷雨を起こしやすい。

出典:『Lightning strike in Jakarta; June 2014』-Photo by skyseeker/Wikimedia Commons CC BY 2.0


 


雷の発生密度という点で見ると、インドネシアはまさに超強国。
一年を通して、雷がとにかく多い国です。


その背景にある条件を整理すると、こうなります。


  • モンスーン気候で湿気が常にたっぷり
  • 火山帯・山岳地帯が多く、上昇気流が発生しやすい
  • 都市部でも雷被害がしばしば発生


赤道付近に位置するインドネシアは、気温が高いだけでなく、空気中の水分量がとにかく多い。
そのため、少し条件がそろうだけで、積乱雲が一気に育ちやすい環境です。


さらに注目したいのが、 火山と山の多さ
島が連なる地形の中で、湿った空気が山にぶつかり、強い上昇気流があちこちで発生します。
これが、雷雲を量産する引き金になるわけですね。


都市部でも雷が多く、落雷による停電や設備トラブルが起こることも珍しくありません。
自然現象としての雷が、生活インフラに直結しやすい国でもあります。


高温・高湿・山だらけ──この三拍子が、雷を一年中呼び寄せている
インドネシアが雷大国と呼ばれるのは、決して誇張ではないんです。


第4位:アメリカ(フロリダ州など)

アメリカ・フロリダ州の場所


タンパの街並みを背に走る稲妻

フロリダ州タンパの街並みを背に走る稲妻
都市の夜景の上空を貫く、鋭い落雷の瞬間。
湿った空気と強い対流が重なり、雷雨が起きやすい土地柄が表れる。

出典:『Lightning strike in Tampa Florida』-Photo by Christopher Hollis/Wikimedia Commons Public domain


 


雷の発生量という観点で見ると、アメリカも世界トップクラス。
とくに南部エリアは、雷の存在感がかなり強めです。


なかでも有名なのが、フロリダ州。


  • フロリダ州・タンパは「雷の都」と呼ばれるほどの多発地帯
  • メキシコ湾から流れ込む大量の湿気が、夏の積乱雲を育てる
  • ゴルフ場での落雷事故が社会問題になるほど発生頻度が高い


フロリダ周辺では、昼間にたっぷり暖められた湿った空気が、午後から夕方にかけて一気に上昇。
その結果、ほぼ毎日のように雷雲が発生します。


しかもアメリカは国土が広大。
地域によって雷の多さに差はありますが、南部を中心に、 雷が集中するエリアが点在しているのが特徴です。


湿気・熱・広大な地形がそろい、雷が量産されやすい環境
アメリカが雷大国のひとつとされる理由は、このスケール感にあると言えるでしょう。


雷が珍しい現象ではなく、「毎年ちゃんと対策が必要な自然災害」として扱われている。
そんな国の代表例が、アメリカなんですね。


第5位:カメルーン(アフリカ)

カメルーンの場所


ドゥアラの夜空を裂く稲妻

ドゥアラの夜空を裂く稲妻
カメルーン南部の港湾都市ドゥアラで捉えられた落雷。
湿った熱帯の空気が対流を強め、短時間の激しい雷雨を起こしやすい。

出典:『L'orage』-Photo by OneGraphicS2dio 237/Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0


 


あまり知られていませんが、実はここもかなりの雷多発地帯
条件を見ていくと、納得の環境がそろっています。


  • 赤道付近+山岳地帯+海風という、雷が生まれやすいトリプルセット
  • 年間を通して落雷が多く、農業や通信インフラへの影響も発生


赤道に近いため、一年を通じて気温が高く、空気は湿りがち。
そこへ山岳地帯が加わることで、湿った空気が持ち上げられ、積乱雲が発達しやすくなります。


さらに、大西洋から吹き込む海風が刺激となり、雷雲の成長を後押し。
とくに高地地域やサバンナ帯では、激しい雷雨が発生することも珍しくありません。


派手さはないけれど、条件が揃いすぎて雷が常態化している地域
そのため気象レーダーも常に警戒態勢で、雷は日常的に注意すべき自然現象として扱われています。


知名度は低めでも、雷の実力は世界トップクラス。
カメルーンは、まさに「隠れた雷大国」なんです。


俺様が暴れやすい国ランキング、ぶっちぎりの1位はコンゴだッ!湿気も熱も地形も完璧よッ!ベネズエラのマラカイボも見逃せねぇし、東南アジアとアメリカ南部も上等だなッ!地球にはオレ様の舞台がまだまだあるってこった!