
「核爆発」って聞くと、真っ先に思い浮かぶのは放射線の被ばくじゃないでしょうか。でも実は、その爆発の“ほんの一瞬後”にもう一つ別のヤバい現象が起きてるんです。
それが、電磁パルス(EMP)という“見えない電気の衝撃波”。EMPと放射線、どちらも核から出る現象なのに、正体も働きも全然ちがうんです!
このページでは、EMPと放射線の違いを「性質」「影響」「防ぎ方」という観点から、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
まずはそれぞれの中身から見ていきましょう。
電磁パルス(EMP)は、
一瞬で広がる強力な電磁波(=電気と磁気の波)
のこと。
核爆発や雷、太陽フレアなどで発生し、電子機器に影響を与える「電気的な現象」です。
一方、放射線は、
放射性物質が出す粒子(アルファ線・ベータ線)やエネルギー波(ガンマ線・中性子線)
のこと。
つまりこっちは物質から出る「粒」や「波」で、人の体やDNAに直接ダメージを与える危険なものなんです。
次に、どんなものに影響を与えるのかを比べてみましょう。
EMPは人体には基本的に直接ダメージを与えません。でも電子医療機器やインフラが止まることで、間接的な被害が出る可能性は大アリです。
放射線は逆に、電気とは関係なく体そのものを攻撃してくるタイプ。防護服や鉛の壁でのシールドが必要になります。
じゃあどうやって守ればいいの?って話ですが、これも全然ちがいます。
EMPは「電波系」、放射線は「粒子系」なので、使うバリアもまるっきり別物ってわけです。
EMPってのはよォ、電子機器をブチ壊す“電気の爆風”ってイメージしとけ!放射線は体に直接ダメージくる“目に見えねぇ毒の矢”だ。どっちもヤバいが、やられ方がまったく違うからな、そこんとこ混同すんじゃねぇぞ!