「生体電流を整える」=「美容に効果的」は嘘?

「美顔ローラーで“生体電流”を整えて美肌に!」なんてフレーズ、聞いたことありませんか?なんとな〜く身体に良さそうだし、肌にも効きそうな響き…。でもちょっと待って!その「生体電流」って、そもそも何?って話なんですよね。

 

実はこの言葉、科学的な響きが強いわりに、使い方によっては根拠があいまいなまま広まってるケースも多いんです。

 

このページでは、「生体電流って何?」「整えるってどういうこと?」「美容との関係は本当にあるの?」という疑問に、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!

 

 

そもそも生体電流ってなに?

生体電流とは、人間の体内を流れるごく微弱な電気のことです。たとえば、

 

  • 脳の活動:脳波という形で記録される
  • 心臓の拍動:心電図で測定される電流
  • 筋肉の動き:電気信号で動かされている

 

つまり、生体電流は生きるために必要な“体の電気信号”であって、自然に体の中で発生しているものなんです。

 

「整える」とはどういうこと?

ここでよく出てくるのが「生体電流を整える」という表現。でも、これはかなりフワッとしてます。

 

医学的・生理学的に「生体電流を整える」という明確な定義や測定方法は存在しない

 

ってのが現実なんです。

 

そもそも、体の中の電気信号って超複雑で、脳も心臓も筋肉も、それぞれ違うリズムで働いています。「整う・乱れる」という単純な話ではないんですよ。

 

じゃあ美容への効果って?

結論からいうと…

 

  • マッサージによる血行促進=肌に良いのは事実
  • リラックス効果=ストレス軽減も肌にはプラス
  • “電気の力”が直接肌に効くという科学的根拠はまだ不十分

 

つまり、美顔器の「生体電流を整えて…」といううたい文句は、一部の効果を拡大解釈してる可能性があるってこと。

 

「電気で肌がよくなる」って聞くとすごく効きそうに思えるけど、それって“言葉のマジック”かもしれませんね。

 

「生体電流を整えると美肌になる」だと?そんな都合よく流れが良くなって肌がピカピカになるなら、医者も皮膚科もいらねぇんだよ!科学的にちゃんと検証されてないなら、オレは信じねぇぞ!