核爆発で発生する電磁パルス(EMP)って、「一瞬で広い範囲の電気を止める」なんて言われたりしますよね。でも、「広い」ってどれくらい?ビル1個分?それとも街ひとつまるごと?…気になりますよね。
実

宇宙にある人工衛星って、まさに電子機器のかたまり。その衛星にEMP(電磁パルス)が当たったらどうなるの?って、気になりますよね。
答えは…はい、EMPは人工衛星にも重大な影響を与える可能性があります!
特に高高度核爆発によって発生するEMPは、衛星を含む広大な宇宙空間まで影響を及ぼすことがあるんです。
このページでは、EMPと衛星の関係、どんな影響が出るのか、そしてその対策について、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
EMPは、爆発が高度100km以上の成層圏〜宇宙空間で起きたとき、特に強力になります。
なぜなら、
高高度での核爆発は、地球の磁場とぶつかって、大量の放射線と電磁波を広範囲にばらまく
からなんです。
そしてこのEMPの中でも最も衛星にとってヤバいのが「E3成分」。これは長時間にわたって、電流を誘導するタイプのEMPで、衛星の太陽電池や通信回路にダメージを与える原因になります。
EMPが宇宙空間で衛星にぶつかると、こんな影響が出る可能性があります。
つまり、GPS、気象衛星、軍事衛星、通信衛星など、現代社会に欠かせないインフラが、一瞬で麻痺してしまう危険性があるんです。
宇宙機関や軍は、EMPから衛星を守るためにいくつかの工夫をしています。
とはいえ、「完全に防げる」ってわけではなく、あくまでリスクを減らすための努力なんです。
EMPは地上だけじゃねぇ、宇宙にまで手ぇ伸ばしてくるヤベぇヤツだ!衛星ってのは、電子機器の塊。EMPなんてくらったらイチコロよ。そうなったら通信も測位も、ぜ〜んぶダメになる可能性あんだぜ?だから宇宙でも、しっかり“備え”とかなきゃなんねぇんだな!