雷が高いところに落ちるのはなぜ?

雷が高いところに落ちる理由

雷は電気的に最も短くて抵抗の少ない経路を選んで放電するため、高い場所に落ちやすい。高い物体は空中で他よりも先に電場が集中しやすく、放電の起点になりやすい。避雷針が高所に設置されるのはこの原理に基づいている。

雷が高いところに落ちるのはなぜ?

雷って、よく木のてっぺんとかビルの屋上とかに落ちますよね?なんとなく「高いと危ない」って思ってる人も多いけど、実際にその理由ってちゃんとあるんです。


実は、雷が高いところに落ちるのは「空との距離が近くて、電気が流れやすいから」なんです!



雷はどこにでも落ちるわけじゃない!

雷がバリバリッと落ちる時、電気はできるだけラクなルートを選びます。


つまり、


空(雷雲)と地面のあいだで、「電気が通りやすくて、距離が短いところ」を選んで落ちる


ってことなんです!


だから、ちょっとでも高くて電気が通しやすいものがあれば、そこを狙っちゃうんですね。


高いものにはこんな特徴がある!

高い建物や木に雷が落ちやすいのは、こんな理由があります。


  • 空に近い=距離が短くて済む
  • 先端が尖ってる=電気を集めやすい
  • 導体(金属や水分)だと電気が流れやすい


たとえばは中に水分があるし、電柱アンテナは金属製。これらは雷にとって「ごちそう」みたいなもんなんです!


避雷針は「ワザと高くして」雷を呼び込む

実はこの性質を利用してるのが避雷針(ひらいしん)


避雷針は、わざと高い位置に設置して、


「おい、雷!ここに落ちときな!」


って呼び寄せる役割なんです。しかも、その先から電気を安全に地面に逃がすように作られてるから、建物は無事ってわけ!


オレ様が高いとこ狙うのはよォ、そこが一番ラクで一番光るからだ!わざわざ遠くの地面より、近くてピンピンしてる先っちょにドーン!って落ちるのがオレ流なんだわ!尖ってるやつ、覚悟しとけよッ!