電気事故の種類まとめ~起こりやすい三大事故とその防止策~

電気事故の種類

主な電気事故には感電、電気火災、短絡(ショート)、漏電などがある。それぞれ原因や発生状況が異なり、対策方法も異なる。事故を防ぐためには、正しい知識と安全な使用が求められる。

電気事故の種類まとめ~多い事例ランキングとその防止策~

スマホの充電器から煙が出たり、キッチンの電気ケトルが濡れて感電したり…。家庭や職場でふとした拍子に起きる電気事故って、意外と身近でこわい存在なんです。


でも実は、こういった事故には“よくあるパターン”があるんですよ。つまり、発生しやすい事故の種類はある程度決まってるってこと!だったらその上位からしっかり対策しておけば、安全に暮らせる確率はグッと上がるんです。


このページでは、発生件数が多い電気事故の代表例をランキング形式で紹介しつつ、それぞれの防止策について、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!



第1位:コンセントからの火災(トラッキング現象)

コンセント火災は、家庭でいちばん多い電気事故です。特に目立つのがトラッキング現象による出火。


  • プラグの間にホコリがたまる
  • 湿気でホコリが導電性をもつ
  • そこに電気が流れて火花が出る


長期間差しっぱなしのプラグは、火災の原因になりやすいんです!


コンセントからの火災の防止策
  • コンセント・プラグ周辺を定期的に掃除する
  • 長期間使わないプラグは抜いておく
  • 湿気の多い場所では防水カバーや防滴型コンセントを使用
  • トラッキング防止キャップをプラグ刃に装着
  • ホコリが溜まりやすい場所(家具裏など)は特に注意
  • トラッキング防止機能付きの電源タップを選ぶ


第2位:感電事故

感電は「ビリッとするだけ」と思ったら大間違い!筋肉が動かなくなったり、心臓にまで影響することもあるんです。


よくある場面はこんな感じ。


  • 濡れた手でドライヤーを使う
  • 電源が入ったままのケトルを掃除
  • 風呂場で電気機器を使う


とにかく水と電気は相性最悪なんです!


対策としては、乾いた手で操作する、防水製品を選ぶ使用場所に注意が鉄則です。


感電事故の防止策
  • 濡れた手でコンセントや電気製品に触らない
  • 水回りでは感電防止タイプのコンセントを使用
  • アース線を正しく接続する
  • 漏電遮断器を設置・点検する
  • 濡れた床での電気機器使用は避ける
  • 電源コードや電化製品に損傷がないか定期確認


第3位:コード・配線のショート

見落としがちなのがコードの劣化や断線によるショート。いつのまにか中の銅線がむき出しになってたりします。


  • イスや棚の下敷きになる
  • コードが折れ曲がっている
  • ペットがかじってしまう


この状態で通電すると、バチッ!と火花が出てショートすることも。古くなった電源コードは、ためらわずに交換しましょう。


コード・配線のショートの防止策
  • コードを無理に折り曲げたり束ねたりしない
  • 破損や劣化したコードはすぐ交換する
  • 定格電流を超える接続をしない
  • 家具などでコードを踏みつけない・挟まない
  • 動物や子どもがかじらないよう保護カバーを装着
  • 電源コードは通気性の良い場所で使用する


事故が多いってことはよォ、それだけ油断してるヤツが多いってことなんだよ!ホコリの掃除サボってるヤツ、濡れたまま家電使うヤツ、コードをグシャグシャにしてるヤツ…全部アウトだバカヤロー!ランキング1位~3位、ぜんぶ今すぐチェックしやがれッ!!