

電磁パルス(EMP)と電磁波。
語感が似ているので、似た様なものと感じてしまう方も多いかもしれません。
でも実はこの2つ、関係はあるけれど、役割と性質はかなり違う存在です。
ポイントは
「いつ起こるのか」
「どれくらい強いのか」
「何に影響するのか」。
このあたりを整理すると、違いがすっと見えてきます。
順番に確認していきましょう。
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EMPは、ElectroMagnetic Pulseの略。
この名前の通り、EMPの本質は「パルス」。
一瞬だけ発生する非常に強い電磁的なゆれです。
EMPは、長く続く波ではなく
この「急激さ」が最大の特徴です。
時間が短いぶん、エネルギーがぎゅっと集中する。
だから周囲の配線や回路に、想定外の電流が流れ込んでしまいます。
重要なのは、EMPは「電磁波の一種」ではあるけれど、 かなり特殊な状態だという点。
言い換えれば── EMPは、通常の電磁波とは性格がまったく違う「瞬間型の電磁的衝撃」なんですね。
EMPは、ほんの一瞬だけ発生する、非常に強い電磁波なんです!

電磁波の種類を示すスペクトル図
ガンマ線からラジオ波まで、波長の短い順に並んだ電磁波の広がりを視覚的に示す。電磁パルス(EMP)の特異性とは、これら通常の連続した波とは異なり、ごく短時間に強い電磁的ゆらぎが集中して発生する点である。
一方、電磁波という言葉は、もっと広い意味を持っています。
これらはすべて、 電磁波の仲間です。
しかも電磁波は、特別な場所にしか存在しないものではありません。
テレビ・スマートフォン・Wi-Fi・太陽の光──私たちは、毎日、電磁波に囲まれて生活しています。
ここで大事なのは、ほとんどの電磁波が 安定して、連続的に発生しているという点。
強さも、用途に応じてきちんと制御されています。
だから、通常の電磁波は、正しく使われる限り、問題を起こしません。
普段意識することが少ないだけで、電磁波は、私たちの生活を支える「ごく普通のエネルギー」なんです。
電磁波は、日常の中で当たり前に使われている存在なんですね!
EMPと電磁波の最大の違い。
それは、強さと影響の出方です。
大部分の電磁波は、基本的に
という特徴を持ちます。
一方EMPは
この差が、影響の大きさを決定づけています。
EMPが来ると、電子機器の回路には、想定外の電圧や電流が誘導されますが、通常の電磁波は、そうならないように、強さも周波数も管理されている。
つまり、同じ「電磁波」でも、扱い方と状態がまったく違う── EMPは「危険になり得る電磁波(パルス)」、電磁波そのものは中立な存在なんですね。
強さと制御の違いが、影響の差を生んでいるんです!
まとめると、電磁パルス(EMP)と電磁波は、切り離せない関係ではあるものの、同一視できるものではありません。
「電磁波=怖い」ではなく、 状態と使われ方が問題──そう理解すると、EMPと電磁波の違いが、すっきり整理できますね。
電磁パルスっつーのはよ、ただの電磁波とはワケがちげぇんだよ!一瞬でドッカーンって来るパワーが桁違い!ふつうの電磁波はおとなしく使われてんのに、EMPは電子機器まとめてぶっ壊す暴れん坊よ!電磁波界のバクダンってとこだな!
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