
夜空にふわ〜っと浮かびあがるオーロラ。まるで空にカーテンがゆれてるみたいで、神秘的ですよね。でも…「あれってなんで光ってるの?」「雷みたいに放電してるの?」って疑問、ありませんか?
実は、オーロラが光るのは“宇宙からの粒が空気とぶつかって発光する”からなんです!そして、雷などの放電現象とは違うけど、ちょっと似てるところもあるんですよ。
このページでは、オーロラが光るしくみ、放電との違いと共通点について、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
オーロラが光る主な原因は、太陽からやってくる荷電粒子(電子や陽子)が、地球の大気中の原子や分子(酸素・窒素など)にぶつかること。
そのとき、ぶつかられた原子は「エネルギーをもらって興奮状態」になります。でも、ずっと興奮してるわけにはいかないので…
余ったエネルギーを「光」として放出して、元の落ち着いた状態に戻る
ってわけなんです!
この光こそが、私たちが「オーロラだ〜!」って見てるあの光のカーテンなんですね。
じゃあ、雷とか火花とかの放電現象と何が違うの?って話。
放電っていうのは、電気的なエネルギーが一気に空気中を通ってジャンプするような現象。つまり、バチッと一瞬で大量の電流が流れるんです。
たとえば、
これらは、「電気が通る道」ができる=放電なんですね。
一方、オーロラは空気の原子が光ってるだけ。電流が流れるわけじゃなくて、電気を持った粒がちょこっとぶつかっただけの話。だから「放電現象」とは違う仕組みなんです。
違いはあっても、オーロラと放電にはこんな共通点もあります。
つまり、「電気的な力」+「空気」+「光」という点では似てるんです!
特に、オーロラの中には弱い放電(プラズマ的な状態)も起きてると考えられていて、完全に別物とも言いきれないんですね。
オーロラが光るのは、宇宙からきた電気粒が空気の原子をぶつけて、光のエネルギーに変えてるからってわけ!放電みたいにバチッとは流れないけど、電気が絡んでる点じゃ兄弟みたいなもんだな!