
「街から街へ、電気の力で走る乗りもの」
・・・それが電車です。
蒸気機関から始まった鉄道の世界に、電気の力が加わったとき、移動のスピードも静かさも大きく変わりました。いまでは通勤・通学・観光と、なくてはならない存在ですよね。
このページでは、電車の仕組み、発明のきっかけ、そして発展の歴史について、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
電車はモーター(電動機)を使って車輪を回して走る乗りものです。 このモーターに電気を送る仕組みには、大きく2つのパターンがあります。
取り込んだ電気がモーターに流れると、電磁力によって軸がぐるぐる回り、車輪が回転して走るんです。
さらに、ブレーキも電気でコントロールしたり、最近では回生ブレーキで「止まるときに発電してエネルギーを回収」する仕組みもあるんですよ!
世界初の電車が走ったのは1879年のドイツ・ベルリン。発明したのは、電気工学の巨匠ヴェルナー・フォン・ジーメンス!
このときの電車は、展示用の実験機。約300メートルの距離を、時速13kmで走るものでした。でもこれが人々の注目を集め、「蒸気じゃなくても鉄道が走る!」と衝撃を与えたんです。
そして1881年には、ドイツのリヒターフェルデで世界初の実用的な電車路線がスタート。この頃から「都市交通=電気で走る時代」が始まったわけです。
電車の歴史は、交通と都市の発展そのものと言っても過言じゃありません。
今ではエコで速くて静かな交通手段として、ますます注目されている電車。
「電気の力で走る鉄道」というアイデアは、100年以上たった今も進化し続けているんです。
電車ってのはよ、「電気でモーターを動かし、車輪を回して走る乗りもの」ってわけだ!蒸気からバトンを受け取ったこの発明が、今や現代の交通の大黒柱になってんだぜ!