雷落ちたらなぜ揺れる?地響きの仕組みを解説

雷がズドーン!と落ちたとき、「地面が揺れた!」「窓がビリビリした!」なんて経験ありませんか?ただの音じゃない、体にズシンと響くあの感覚、ちょっと怖いけど不思議ですよね。

 

雷が落ちると揺れるのは、「空気が爆発的にふくらんで、衝撃波と振動が地面や建物に伝わるから」なんです!

 

このページでは、雷の地響きや揺れの正体について、「音・空気・衝撃波」の3つのポイントでわかりやすくかみ砕いて解説していきます!

 

 

まずは「空気が爆発する」ってどういうこと?

雷の放電では数万度の熱が一瞬で空気にぶち込まれます。空気がそんなに加熱されたらどうなるかというと…

 

空気が一気にふくらんで「衝撃波(しょうげきは)」になるんです!

 

これ、ほとんど小さな爆発と同じ。その衝撃波が「ゴロゴロドーン!」っていう音の正体=雷鳴になってるんです。

 

でも衝撃波は音だけじゃない。地面や壁、窓ガラスにも振動として伝わるんですよ!

 

揺れが伝わるルートは2つ!

雷が落ちたあとに「地面がズズン!」と揺れる理由は、次の2つのルートで伝わってくるからなんです。

 

  • 空気を通って→建物や体に届く:音波&衝撃波による振動
  • 地面に伝わって→下から揺らす:落雷時の圧力が直接地面に響く

 

とくに近くに落ちたときは、空気と地面の両方から同時にガツンと揺さぶられるので、ズドーンと来る感じになるんですね!

 

雷鳴が地震みたいに感じるのはなぜ?

落雷で「震度1ぐらい揺れた!」なんて言う人もいますが、それもあながち間違いじゃないんです。

 

というのも、

 

  • 雷は数万アンペアもの電流で大地にエネルギーを注ぎこむ
  • その衝撃で地面が振動する
  • とくに岩や硬い地盤だと揺れが伝わりやすい

 

つまり雷は「空と地面の両方を揺らす」から、地震に近いような体感になるんですね!

 

オレ様が雷を落とせばよォ、ただ光るだけじゃ済まねぇんだよ!数万度の熱で空気を爆発させりゃ、衝撃波が空も地もブッ揺らすんだ!地面がビリビリくるのはな、オレ様の力が地球までも震わせてんだぜ!ありがたく震えてろやッ!