「落雷を受けてもネックレスをしてれば助かる」は誤解

「雷が落ちてもネックレスが電気を逃がしてくれるから安全」…なんて話、聞いたことありませんか?でも、それ完全に誤解なんです!

 

このページでは、「ネックレスが落雷から身を守ってくれる」という俗説のウソと、むしろ危険な理由を、わかりやすくかみ砕いて解説していきます。

 

 

ネックレスは落雷から守ってくれない!

まずはっきり言っておきましょう。

 

ネックレスは、雷の電気を安全に逃がす「避雷針」でも「避雷設備」でもありません。

 

むしろ、ネックレスのような金属製のアクセサリーは、雷を引き寄せる危険を高めることすらあるんです!

 

なぜ金属が危険なの?

金属は電気をよく通す性質を持っています。つまり、雷が落ちたとき、ネックレスを伝って電流が体の表面から内側に入り込みやすくなるというリスクがあります。

 

特に首に巻きつけているネックレスは、心臓や神経の近くを通るため、重篤なダメージを受ける恐れも!

 

さらに金属部分が高温になって火傷や皮膚の損傷を引き起こすこともあります。

 

「ネックレスで助かった」は偶然にすぎない

ごくまれに、「ネックレスのおかげで助かった」という話が広まることがありますが、これはあくまで偶然の生還であって、ネックレスが身を守ってくれた証拠ではありません。

 

雷の被害は、どこを通ったか地面に流れるまでの経路など、さまざまな要因で結果が大きく変わります。

 

たとえ助かったとしても、それはネックレスのおかげではなく、たまたま致命的な部位に電流が通らなかっただけかもしれません。

 

正しい落雷対策とは?

ネックレスに頼るのではなく、以下のような基本的な落雷対策を徹底しましょう。

 

  • 屋外では金属製品を身につけない
  • 雷が聞こえたらすぐに建物や車の中に避難
  • 高い木や鉄塔などの近くに近づかない
  • 屋内でも電子機器のプラグを抜くなどの対策を

 

雷から身を守るには、正しい行動こそが何よりの「お守り」なのです。

 

おいおい、ネックレスがオレの力を防げるって?冗談も大概にしとけよ!オレ様の一撃は、鉄の塔すら焼き焦がす雷撃だぜ!?
首元の飾りに守られたなんて話は、ただの偶然か、作り話ってやつよ!本当に命を守りたきゃ、オレが来る前に逃げるこった!