

ニカド電池とひとくちに言っても、実は“ひと種類だけ”というわけではありません。用途や構造の違いによって、いくつかのタイプに分かれています。
とはいえ、基本の仕組みは同じ。ニッケル・カドミウム電池(Ni-Cd)という充電式電池であることに変わりはありません。
ここでは、ニカド電池の種類をわかりやすく整理していきましょう。
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まず分かりやすい分類が、形の違いです。
一般的な乾電池と同じ形をしたタイプです。単三形や単四形などがあり、昔の充電式電池として広く使われました。
──家庭用機器やホビー用途で多く見られました。
複数のセルをまとめてパックにしたタイプです。電動工具やラジコンなどに使われてきました。
見た目の違いはあっても、中身の基本構造は同じです。
形状によって用途が分かれているのがニカド電池の第一の分類です!
次は、使われる場面による分類です。
家庭で使われる充電式電池がこちらです。リモコンやおもちゃ、ラジコンなどで利用されていました。
鉄道、非常用設備、通信機器などで使われるタイプです。こちらは長寿命設計や耐久性重視で作られています。
──信頼性が重視される分野で活躍しています。
家庭用と産業用では、求められる耐久性や設計思想が違います。
用途によって設計が変わるのが、第二の分類ポイントです!
もうひとつの分け方は、性能の方向性です。
できるだけ長く使えるように設計されたタイプです。長時間動作が必要な機器に向いています。
瞬間的に強い電流を出せるように設計されたタイプです。電動工具や模型用バッテリーに使われてきました。
──どちらもニカド電池ですが、目的に合わせて設計が変わっています。
同じNi-Cdでも、性能のバランスが異なるタイプが存在します。
容量重視か出力重視かで、性格が変わるのが第三の分類です!
ここまでで、ニカド電池の種類を整理しました。
まとめると──
──以上3つの視点で分類できます。
ニカド電池はひとつの仕組みを持つ電池ですが、用途に合わせてさまざまな姿に変わってきました。
「ニカド電池=一種類」ではなく、目的別に設計された複数のタイプがあるということです。
こうして整理すると、電池の世界の奥深さが見えてきますね。用途に応じた設計こそが、電池の進化の証だといえるでしょう。
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