ニッケル水素電池の残量測定方法:残っている電気はどう確認するのか?

ニッケル水素電池の残量測定方法

ニッケル水素電池の残量は端子電圧だけでは判断しにくく、負荷をかけたときの電圧降下や使用時間の変化で見ることが多い電池だ。充電器の表示機能やテスターでの測定は手がかりになるが、温度や直前の使用状況でも数値は変わる。複数の観点で状態を推定するのが現実的だろう。

ニッケル水素電池の残量測定方法:残っている電気はどう確認するのか?

ニッケル水素電池って、「まだ使えるのかな?」と迷うことがありますよね。
アルカリ乾電池ならなんとなく弱ってきた感覚がありますが、充電式はちょっと分かりづらい。


しかも公称電圧は1.2ボルト。数字だけ見ても残量は判断しにくいのが特徴です。
だからこそ、正しい残量測定の方法を知っておくことが大切なのです。


今回は、ニッケル水素電池の残量測定方法をわかりやすく整理していきます。



方法① テスターで電圧を測る

いちばん手軽なのが、デジタルテスター(マルチメーター)を使う方法です。


測り方はシンプルです。


  1. テスターを直流電圧(DC)モードにする
  2. 赤い端子を+、黒い端子を-に当てる
  3. 表示された電圧を確認する


何ボルトなら残っている?

目安としては、


  • 1.35〜1.45V:ほぼ満充電
  • 1.25〜1.30V:まだ使用可能
  • 1.10V以下:残量少なめ


──このあたりが目安です。


ただし、ここで大事なポイントがあります。 無負荷(何もつながない状態)では正確に分かりにくいのです。


テスター測定は便利ですが、無負荷では目安程度です!


方法② 負荷をかけて測る

より正確に知りたいなら、負荷をかけた状態で測定する方法が有効です。


なぜ負荷が必要?

ニッケル水素電池は、残量が減っても電圧があまり下がらない性質があります。つまり、何もつながずに測ると「まだあるように見える」ことがあるのです。


そこで、


  • 電池チェッカーを使う
  • 豆電球などをつないで測定する


──といった方法で、実際に電流を流しながら電圧を見ると、より現実的な残量が分かります。


負荷をかけて1.1Vを大きく下回るなら、かなり消耗していると考えられます。


実際の使用に近い状態で測ると、より正確です!


方法③ 充電器の表示機能を使う

最近の充電器には、残量表示機能容量測定機能がついているものもあります。


容量測定とは?

一度放電させてから再充電し、どれだけ電気が入ったか(mAh)を表示する機能です。これがもっとも正確な測定方法といえます。


時間はかかりますが、劣化具合まで分かるのが大きなメリットです。


正確に知りたいなら、容量測定機能がいちばん確実です!


 


ここまでで、ニッケル水素電池の残量測定方法が整理できました。
まとめると──


  1. テスターで電圧を測る(目安確認)
  2. 負荷をかけた状態で測るとより正確
  3. 容量測定機能付き充電器が最も信頼性が高い


──以上3点が基本です。


ニッケル水素電池は、電圧だけでは残量が分かりにくい電池です。
だからこそ、測り方が大切になります。


「電圧を見る」だけでなく「使ったときの状態を見る」ことが、本当の残量確認なのです。


ちょっとした工夫で、電池の状態をしっかり把握できますよ。