「電場の正体」がわかる身近な例まとめ

風船をこすって頭に近づけると、髪の毛がフワ〜っと持ち上がる…。誰もが一度はやったことのあるこの現象、実は「電場(でんば)」っていう“見えない力の空間”が大きく関わってるんです!

 

でも、「電場ってなんか難しそう…」「物理っぽくてよくわかんない」って思ってしまう人も多いはず。けれど心配ご無用!電場の正体は、私たちのすぐそばのアレやコレでちゃんと感じられるんですよ。

 

このページでは、「電場の正体」がわかるような身近な例を、具体的にピックアップして解説していきます!

 

 

風船で髪の毛が逆立つ

まず定番のこれ!風船をセーターや髪の毛にこすってから、頭の近くに持ってくると、髪の毛がふわ〜っと立ち上がりますよね。

 

これは、こすったことで風船にマイナスの電気(電子)がたまり、その周りに電場ができるからなんです。髪の毛の中の電気がその電場に反応して引っぱられるので、空中に向かって伸びるんですね。

 

セーターを脱ぐと「パチパチッ」

乾燥した季節にセーターを脱ぐと、バチッと静電気がくることありますよね。これもまさに電場の影響

 

こすれた服同士で電気がたまって、空気中に強い電場が生まれ、それが一気に空気を突き抜けて放電される…。そのときにあのイヤな「パチッ」が起きるってわけなんです。

 

テレビ画面にホコリがたまる

ふとテレビ画面を見ると、なぜかホコリだらけ…。拭いても拭いてもすぐに戻ってくるあの現象、実は電場がホコリを引き寄せてるせいなんです。

 

テレビが発する電気の影響で、表面に静電気がたまり、周囲の空気に電場が発生。そこに空中のホコリが引っぱられて、ペタッと貼りついちゃうんですね。

 

雷が落ちる前の「空気の緊張感」

雷が鳴る直前、空気がピリッとしてる感じがすることありませんか?あれは雷雲と地面の間にできた超強力な電場のせいなんです。

 

空と地面にたまった電気が、お互いに引っぱり合って電場を形成し、バランスが崩れるとズドーン!と雷が走るという仕組み。まさに電場の力が一気に解放される瞬間ですね。

 

スマホのタッチパネル

スマホを指で触るとピッと反応するあの仕組み、実は人間の指がもっている電気スマホ画面の電場が関わってるんです。

 

画面上には常に微弱な電場が張られていて、指先が近づくとその電場に変化が生じて「触った!」って認識されるんですね。

 

「電場の正体」っつったらよ、髪の逆立ちや静電気、ホコリ、雷、スマホ操作まで、ぜーんぶ身の回りにあふれてる不思議な力ってわけだ!目には見えねぇけど、ちゃんと“そこにある”って感じられるからこそ、電場ってのは面白ぇんだよ!これからはちょっとした現象でも「おっ、電場の仕業か?」って気づけるかもしれねぇぜ!