
スマホやパソコン、リモコンに冷蔵庫…。どれも「電気で動いている」ってことは知っていても、「電子機器」って言葉になるとちょっと専門的な感じがしませんか?
「電気」と「電子」、どっちも似たような言葉だけど、いったい何が違って、どんな関係があるの?って思ったことありませんか?
このページでは、電気と電子の違い、そして切っても切れない深〜い関係について、やさしく解説していきます!
電気とは、電子や陽子といった電荷をもった粒が動いたり働いたりすることで生まれるエネルギーや現象のことです。
たとえば、電線の中を電子がスーッと流れると電流が発生しますし、プラスとマイナスの電気が引き合う力も「電気」のひとつなんです。
つまり電気は、「電荷の動きから生まれる目に見えない“力”や“エネルギー”」なんですね!
電子は、マイナスの電気をもったとても小さな粒のこと。
原子の中にある粒のひとつで、電気を運ぶ主役でもあります。
コンセントの中を流れている電流は、実はこの電子が移動している状態なんですよ。
ちなみに、電子は物質の中にたくさん存在していて、動きやすい状態になればなるほど、電気がよく流れるってことなんです。
電気と電子は、まるで親と子みたいな関係!
電子が動く=電流、電子がたまる=電荷の偏り、つまり電子のふるまいが、そのまま電気としての現象になるんです。
だから電子がいなければ、電気は生まれないんですね。
見えないくらい小さい電子ですが、実は現代社会の中心で活躍してるんです。
ミクロな電子の動きが、マクロな世界の動きにつながってるって…なんだかすごいですよね!
電気と電子ってのはよ、「力の正体」と「その元をつくるちっちゃな粒」って関係なんだぜ!電子がビュンと動けば電気が生まれて、その電気が電子を通じて世界をガンガン動かしてるってわけよ!