雷はなぜ起こる?発生原理・仕組みを超絶わかりやすく解説

雷の発生原理・仕組み

雷は積乱雲内部で氷粒や水滴がぶつかり合い、正と負の電荷が分離されることで発生する。雲の中で電位差が大きくなると、空気の絶縁が破れて放電が始まる。これが雷として光や音を伴って現れる仕組みである。

雷はなぜ起こる?発生原理・仕組みを超絶わかりやすく解説

空がピカッ!ゴロゴロ…そしてドカーン!と鳴り響く。誰でも一度は「うわ、怖っ!」ってなったことあると思います。でも、そもそも雷ってなんで起こるんでしょうか?空が光るってどういうこと?ただの音じゃないの?


実はそこには、空の中で起きる「電気のケンカ」と「放電ショー」が隠れてるんです!



雷の出発点は「積乱雲(せきらんうん)」

雷の舞台となるのは積乱雲(入道雲)。夏にモクモクっと急に育つ、あのデカいやつです。


この雲の中では何が起きてるかというと…


  • 中で氷の粒や水の粒がぶつかり合って
  • プラスとマイナスの電気が分かれていく


これ、いわば「静電気の巨大版」


上のほうにプラス、下のほうにマイナスの電気がたまって、雲の中がものすごい「電気のかたより」状態になるんです。


地面にも変化が起きてる!

このマイナス電気が雲の下にたまってくると、なんと地面近くはプラスに帯電しはじめます。


ここで注目!


マイナスとプラスの電気が「うおぉ!くっつきたい!」ってたまらなくなったとき、限界を超えてドカーンと放電が起きる


これこそが、雷の発生なんです!


雷は「空気をぶち破る放電」だった!

ふだん、空気って電気を通しにくい=絶縁体なんです。でも、雲と地面のあいだにたまりにたまった電気の力が強くなりすぎると…


空気の「絶縁」を突き破って、電気がバリバリバリ〜ッと走り出す!


それが雷の光(稲妻)なんです!


で、その電気が空気を一気に加熱(なんと3万度以上!)して、


  • → 空気が爆発的にふくらむ
  • → その衝撃で「ゴロゴロ…ドーン!」と音が鳴る!


という流れになるんですね。


まとめると…雷は空のケンカ!

雷の発生をざっくり一言で言うと…


空の中で電気がケンカして、耐えきれなくなって大爆発した


って感じ!


自然の力ってすごいですよね…。


オレ様がドカンと登場すんのはよォ、空の中でプラスとマイナスがバチバチにケンカ始めるからなんだよ!空気なんて関係ねぇ!ぶち破ってズドーン!…それが雷様の流儀よッ!ナメんなよッ!