発電所でぐるぐる回るタービン、自転車のライト、スマホのワイヤレス充電…。これらに共通しているのが、電磁誘導(でんじゆうどう)というしくみなんです!
でも「どうして磁石とコイルで電気ができるの?」

スマホを台の上にポンッと置くだけで充電できちゃう「ワイヤレス充電」。ケーブルいらずでとっても便利だけど、「えっ、なんでくっつけてないのに電気が届くの?」って思ったことありませんか?
実はこのしくみ、電磁誘導(でんじゆうどう)という現象を使っているんです!
このページでは、電磁誘導によるワイヤレス充電のしくみを、身近なたとえを使ってわかりやすくかみ砕いて解説していきます!
電磁誘導とは、磁石の力(磁界)を変化させて、コイルの中に電気を生み出す現象のこと。
ポイントは「磁界が変化すること」。
磁界の変化を感じたコイルの中では、電子が動き出して電流(=電気)が発生するんです!
つまり、「動く磁石」と「コイル」があれば、電気は“線なし”でも生まれちゃうってこと!
実は、ワイヤレス充電器とスマホの中には、どちらにもコイル(導線がぐるぐる巻かれた部品)が入っています。
そしてワイヤレス充電器側では、こんなことが起きています:
つまり「磁界の変化を通じて電気を飛ばしている」んです。線はないけど、磁界という見えない橋を通って電気が届いてる感じですね!
ワイヤレス充電はとっても便利だけど、実は位置や距離がけっこう重要なんです。
だからスマホを充電台に「ピタッ」と置くことが大事なんですね!
電磁誘導を使ったワイヤレス充電の仕組みってのはよ、「送る側の磁界の変化を受け取る側のコイルがキャッチして電流を生み出す」っていう、まるで魔法みてぇな技術なんだぜ!でもその魔法、ちゃんと物理のルールに則ってるってわけだ、しっかり覚えとけよ!