「遠くの人と声でつながる」

 

・・・この魔法のような体験を現実にしてくれたのが電話です。

 

いまやスマホで当たり前のように話せる時代。でも最初の電話は、糸電話のように“音をそのまま電気に変える”という超アナログなアイデアから始まったんです。

 

このページでは、電話の仕組み、発明の経緯、そしてその進化の歴史について、わかりやすくかみ砕いて解説していきます！

 

 

電話の仕組み｜声を電気に、電気を声に！

電話のコアとなる仕組みは、とってもシンプル。

 

声の振動（空気の波）を電気信号に変えて送る → 相手側でまた音に戻す、という流れなんです。

 

中でこんなことが起こってます：

 

1. マイク（送話器）：声が当たると膜が振動し、それが電流の変化となる
2. 電線を通って相手に電気信号が届く
3. スピーカー（受話器）：電気信号が磁石とコイルを動かし、また音の振動として耳に届く

 

つまり「音の形を一回電気に変えて送る→また音に戻す」という変換の往復が、電話の仕組みってことなんですね！

 

電話の発明｜「もしもし」が世界を変えた瞬間

電話を発明した人物といえば、やっぱりアレクサンダー・グラハム・ベル！

 

1876年、彼は世界初の実用的な電話機を発明し、こう言ったとされます。

 

「Mr. Watson, come here, I want to see you.（ワトソン君、こちらへ来てくれ、君に用がある）」

 

この瞬間、人類史上はじめて、声が電線を通って届いたわけなんです！

 

ちなみに、同じ頃にイライシャ・グレイという発明家も似た特許を申請していたため、「電話の発明をめぐる大論争」が起こったのも有名な話。

 

けれども、先に申請を済ませていたベルのほうが公式な「発明者」として歴史に名を残すことになりました。

 

電話の発展史｜糸電話からスマホまでの大進化！

電話の進化は、まさに人と人との距離を縮めた歴史そのもの。

 

• 1876年：ベルが電話を発明
• 1890年代：電話交換手による手動接続が広がる
• 1920年代：ダイヤル式電話が登場、通話の自動化へ
• 1960年代：プッシュ式電話、コードレス電話が普及
• 1980年代：携帯電話が登場！最初はショルダーバッグサイズ
• 2000年代以降：スマートフォンが爆発的に普及し、ネット通話の時代へ

 

今では世界中と無料でビデオ通話もできちゃう時代。
でもそのルーツは、「音を電気に変えて送る」っていう、シンプルだけどすごい発想にあったんですね。