EMPって何の略?電気・磁気・パルスそれぞれの意味も知っておこう

EMPと電気・磁気・パルスの意味

EMPは「ElectroMagnetic Pulse」の略で、日本語では「電磁パルス」と訳される。短い英語名が国際的に広く使われている。軍事・防災・電磁環境(EMC)対策の分野で頻繁に用いられる用語である。

EMPって何の略?電気・磁気・パルスそれぞれの意味も知っておこう

EMPってよく聞くけど、「なんの略?」って聞かれると、ちょっと自信ない…って人、けっこう多いんじゃないでしょうか?


先に答えを言ってしまえば、これは、EMPは “Electromagnetic Pulse(エレクトロマグネティック・パルス)” の略なんです!


このページでは、EMPの正式な意味と、「電気」「磁気」「パルス」それぞれがどう関係してるのかを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!



EMP=Electromagnetic Pulse

英語の意味を分解すると、こんな感じになります。


  • Electro(エレクトロ)=電気
  • Magnetic(マグネティック)=磁気
  • Pulse(パルス)=衝撃波/一瞬のエネルギー


つまりEMPは、


「電気」と「磁気」の力がドカン!と一気に発生する“瞬間的エネルギーの波”


という意味なんです!


電気=電子の流れがカギ!

まず「電気」とは、電子が動くこと=電流が流れることです。


EMPが発生する時、空気中や宇宙空間にいる電子が一気に動かされて、


一瞬だけ、超強力な電気の流れが生まれる


ってことが起きてるんです。これが電気の成分!


磁気=動く電気が生み出すチカラ!

実は、電気が動くと、まわりに「磁力(磁場)」も生まれるって知ってましたか?


EMPでは、


高速で動く電子が、強烈な磁場もいっしょに生み出してる


んです。つまり電気と磁気はセットでやってきて、それがEMPの「Electromagnetic」ってわけ!


パルス=一瞬でドーン!の衝撃波

最後の「パルス(Pulse)」は、日本語で言うと“電気の衝撃波”に近いです。


しかも、


  • 時間にしてナノ秒〜数秒だけ
  • 一気に広がる
  • その一発で電子機器を壊す


っていう、短くて激しいのがポイント!


たとえば「心臓に電気ショックを与える“パルス”」と似たような意味で使われています。


つまりEMPは“電子機器クラッシャー”

ここまでまとめると、EMPっていうのは…


「電気」と「磁気」の力を、一瞬にしてぶちまける“見えない衝撃波”ってこと!


それが電子機器の回路に入り込んで、ショートさせたり、壊したりしてしまうんです。


EMPってのはなァ、Electro Magnetic Pulse・・・「電気(E)」と「磁気(M)」の“衝撃(P)”の略ってわけよ!
こいつらの併せ技一発で電子機器をバッキバキにぶっ壊すんだからよォ、雷なんかよりよっぱどタチわりぃだろ!?