雷が落ちた場所ってどうなるの?

「雷が落ちた!」ってニュース、たまに聞きますよね。でも、落ちた場所って実際どうなっちゃうの?って、ちょっと気になりませんか?ドーンッと音がして終わり…じゃないんです!

 

雷が落ちた場所には、強烈な電流と熱が流れこむことで、まわりの物や地面が大ダメージを受けることがあるんですよ!

 

このページでは、雷が落ちたときの「現場で起こること」を、電気・熱・衝撃波などの視点からわかりやすくかみ砕いて解説していきます!

 

 

落雷ってどうやって「落ちる」?

まず、雷は雲から地面に向かってバリバリッと電気が流れる放電現象。このとき、数万アンペアもの電流が、一瞬でズドーンと流れ込んできます。

 

で、電気が流れるときに発生するのが、

 

  • ジュール熱(=電流が流れて物体が熱くなる)
  • 電磁力(=周囲に磁場や力がかかる)
  • 衝撃波(=空気が爆発的にふくらんで圧が生まれる)

 

つまり、雷が落ちた場所は「高温・高電流・高圧力」のトリプルパンチをくらうわけです!

 

木に落ちたらどうなる?

木は水分をたくさん含んでいるので、雷が落ちると中の水分が一気に加熱されて、

 

  • 幹の中が爆発するように裂ける
  • 木が真っ二つに割れる
  • 火が出ることも

 

実際に「雷にやられた木」は、まるで爆発したみたいな姿になってます。雷のエネルギーって本当にスゴいんです!

 

地面や建物に落ちたらどうなる?

雷は金属や水、コンクリートみたいな電気を通しやすいものに落ちやすいんです。

 

  • アスファルト:焦げたり溶けたり、ガラスみたいに変質することも
  • コンクリート:表面が爆裂してバラバラに
  • 鉄塔や避雷針:電気を逃がす仕組みがあるから安全

 

でも建物が直に雷を受けると、感電・火災・家電の故障など、かなりのダメージが出ます!

 

人に落ちたら…!?

これが一番怖いケース…。もし人に雷が直撃したら、

 

  • 心臓が止まる(心室細動)
  • 皮膚に「リヒテンベルク模様」って特殊なやけどができる
  • 神経や脳にダメージが残る

 

でも意外なことに、落雷を受けた人の半数以上は命が助かっているというデータもあるんです。電気が体の表面を流れてしまうことが多いから、内部のダメージが意外と少ない場合もあるんですね。

 

雷が落ちた場所っつーのはよォ、マジで戦場だ!木は真っ二つ、地面は焦げ焦げ、コンクリはバリッと割れる…人間だってタダじゃすまねぇ!雷なめんなよ?空から降ってくる電気の猛獣みてぇなもんなんだからよ!