電気の起源は宇宙の始まり?

雷が空を裂き、静電気がパチッと指をはじく。そんな「電気」は、現代社会だけじゃなく、自然界のあちこちにも当たり前のように存在しています。でも、よく考えるとふしぎじゃないですか?

 

「電気って、いつ生まれたの?もしかして宇宙が始まったときからあったの?」

 

この素朴な疑問、実は宇宙の成り立ちや物質の基本構造に関わる、めちゃくちゃ深いテーマなんです!このページでは、電気の起源がどこにあるのか?宇宙誕生との関係を、わかりやすくかみ砕いて解説していきます。

 

 

そもそも「電気」って何のこと?

まず押さえておきたいのが、電気=物質に含まれる電荷の働きだということ。

 

  • 電子陽子といった粒子の持つ性質のひとつが「電気」
  • 電子が動くことで電流が生まれたり、電荷がたまることで静電気が生じたりする

 

つまり、「電気」はモノの内部にそもそもある基本的な性質。じゃあ、その電子や陽子って、いつから存在してるんでしょう?

 

宇宙誕生と同時に「電気のもと」も誕生!

実は、電気の起源をたどると、それはビッグバン=宇宙の始まりにまでさかのぼるんです。

 

  • 約138億年前ビッグバンにより宇宙が誕生
  • その直後、高温・高エネルギー状態で素粒子(クォーク・電子など)が誕生
  • 電子はマイナスの電荷を、陽子はプラスの電荷を持って生まれてきた

 

つまり、電気の「性質」そのものは宇宙と一緒に生まれたってこと!電子という粒そのものが最初から「電気のかたまり」みたいな存在なんです。

 

電気のふるまいが宇宙の構造をつくった!?

ビッグバンのあと、電気的な力(電磁力)は宇宙の形をつくる大きなカギになっていきます。

 

  • 電子と陽子が引き合って水素原子ができる(電気の引力=クーロン力)
  • 電磁力が星や惑星の構造・磁場・オーロラ現象にも関わる
  • つまり電気は宇宙のルールそのものに組み込まれてる力!

 

実際、自然界にある4つの基本的な力のひとつが「電磁力」。電気は単なる道具ではなく、宇宙を動かす根本的な力でもあるんですね。

 

電気の起源ってのはよ、ビッグバンと同時に生まれた「宇宙の基本ルール」みてぇなもんだったんだぜ!スマホの充電だって、実は138億年の歴史の上に成り立ってると思うと、ちょっとロマン感じちまわねぇか?