「ビリビリって感じじゃないけど、体の中に電気が流れてる」――ちょっと不思議な話ですよね。でもこれ、実は本当なんです。
その正体こそが、生体電流(せいたいでんりゅう)。名前のとおり、「生きてる体の

筋肉がギュッと動くとき、それを指令してるのは実は電気の力なんです。そう、これこそが生体電流(せいたいでんりゅう)の出番!
このページでは、生体電流がどのように筋肉を動かしているのか、その基本的な仕組みをわかりやすくかみ砕いて解説していきます!
生体電流とは、神経を通じて体の中を流れるごく弱い電気信号のこと。
筋肉を動かすとき、脳はこんなふうに命令を出してます。
つまり、筋肉は電気の指令を受け取って動いてるってわけですね!
筋肉の中にはナトリウムやカリウムといったイオンがいて、電気信号がくると、これらのイオンが膜の内外を行ったり来たりします。
その電気的な変化がきっかけになって、筋繊維がキュッと縮むんです!
これは活動電位(かつどうでんい)と呼ばれる仕組みで、神経も筋肉もこの原理で動いてます。
この仕組みを逆手にとって、電気で筋肉を動かすトレーニング機器なんかもあります。
これは人工的に生体電流を“マネしてる”感じですね。
つまり、生体電流ってのは、「筋肉を動かすための、体の中の電気スイッチ」なんです!
筋肉を動かしてるのはな、脳からビビッと飛んでくる“電気信号”=生体電流ってやつだ!勝手に動くわけじゃねぇ!ぜんぶ命令が飛んでんだよ、まさに体内ネットワークの電気仕掛けってわけだな!