
「EMP兵器って、撃ったら全部に影響しちゃうんじゃないの?」
…たしかにそんなイメージありますよね。でも実は、EMP兵器には「指向性」を持たせることができるんです!
つまり、電磁パルスを“狙った方向”にだけ発射することが可能ってこと。このページでは、指向性EMPのしくみとメリットを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
普通の核EMPは、「空で爆発→360度に電磁波がバーン!」と広がる全方位型。
それに対して指向性EMP(Directed EMP)は、
特定の方向や範囲にだけ、集中してEMPを放出する
というタイプの兵器です。
これができると、
…というめちゃくちゃ使い勝手のいいEMP攻撃が可能になるんです!
指向性EMPには、主にマイクロ波ビームが使われます。
これは、高出力マイクロ波(HPM:High Power Microwave)と呼ばれるエネルギーを、アンテナやパラボラを使って“狙って”発射する方式。
仕組みはざっくりこう!
まさに「電磁波のレーザー砲」って感じ!
指向性EMPには、こんなメリットがあります。
ただし、
…など弱点もあり、運用には高度な技術が必要なんです。
指向性EMP(HPM兵器)は、すでに実用化が進んでます!
特にアメリカのCHAMP(Counter-electronics High-powered Microwave Advanced Missile Project)は、指向性EMPでビル1棟ごと無力化→次の標的へ移動という近未来戦術を現実にしています。
EMP兵器っつってもなァ、今どきは“ドカンと全部”って時代じゃねぇ。ピンポイントでブチかます「指向性EMP」ってヤツが、静かにジワジワ効いてくるんだよ!しかも何で壊れたか相手にバレにくいってんだから、躍起に開発に取り組む国も出てくるわな!!