

ボタン電池を取り出したら、白い粉がついていた。ケースの中がベタついている──そんな経験はありませんか?それは液漏れかもしれません。
「何年くらいで起こるの?」「水銀って入っているの?」「どう掃除すればいい?」と不安になりますよね。小さな電池とはいえ、中では化学反応が起きています。だからこそ、放置すればトラブルの原因にもなります。
今回は、ボタン電池の液漏れの原因と対策を、期間の目安や水銀の話も含めて整理していきましょう。
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ボタン電池の液漏れは、主に経年劣化や過放電が原因です。
未使用のままでも、保管状態によっては5〜10年程度で内部のシール部分が劣化することがあります。また、機器に入れっぱなしで完全に使い切ると、内部圧力が変化し、電解液がにじみ出ることもあります。
特に注意したいのが高温環境。車内や直射日光の当たる場所では劣化が早まります。また、長期間使わない機器に電池を入れたままにするのもリスクです。
液漏れは突然起こるわけではなく、時間と条件が重なって発生します。だからこそ「入れっぱなしにしない」が基本ということになるのですね。
長期放置や高温環境が、液漏れを早める原因になります!
「水銀が漏れているのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
現在、日本で一般的に販売されているアルカリボタン電池やリチウム電池の多くは無水銀化されています。これは環境対策の流れで進められてきたものです。
10年以上前の一部製品や特殊用途の電池では、水銀が使われていたケースもあります。ただ、通常の家庭で今流通している電池に大量の水銀が含まれていることはほとんどありません。
液漏れした白い粉の多くは、水酸化物などの電解液成分が乾燥したものです。触ってしまった場合は、すぐに石けんで手を洗うこと。目に入った場合は大量の水で洗い流し、異常があれば医療機関を受診します。
過度に恐れる必要はありませんが、素手で触らない配慮は大切です。
現在の一般的なボタン電池は無水銀ですが、液漏れには注意が必要です!
では、実際に液漏れしていた場合、どう掃除すればよいのでしょうか。
まず手袋を着用し、乾いた布や綿棒で白い粉を取り除きます。粉が舞わないよう、かみ砕いて拭き取るのがポイントです。
アルカリ性の液漏れの場合、軽く湿らせた布で拭き、そのあと乾拭きをします。金属端子にサビがある場合は、綿棒でそっとこすります。
──この3点を守れば、ほとんどの場合は安全に対処できます。
そして、再発防止のためには「長期間使わない機器からは電池を抜く」こと。これがいちばんの対策です。
小さな白い粉でも、放置すれば接点腐食の原因になります。見つけたら早めに対処することが大切なのですね。
液漏れを見つけたら、手袋着用でかみ砕いて掃除し、早めに対処しましょう!
ここまでで、ボタン電池の液漏れ原因と対策が整理できました。
まとめると──
──以上3点が基本です。
ボタン電池は便利な反面、放置するとトラブルの原因になります。ただし、正しい知識があれば必要以上に怖がることはありません。入れっぱなしにしない、異変を見つけたら早めに対処する──これが最大の予防策なのです。ちょっとした心がけで、機器も安全も守れます。
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