

スマートフォンやドローンに使われているリチウムポリマー電池。実は、この電池を安全に使うために欠かせないのが専用の充電器です。
見た目はただのアダプターや充電器に見えますが、中ではとても細かい制御が行われています。リチウムポリマー電池は高性能なぶん、充電方法を間違えるとトラブルの原因にもなりかねません。
ここでは、リチウムポリマー電池用充電器の特徴を、仕組み・安全機能・使い方のポイントという順番で整理していきます。
|
|
|
リチウムポリマー電池の充電器で最も重要なのが、CC/CV方式という充電制御です。
CCは「定電流(Constant Current)」、CVは「定電圧(Constant Voltage)」を意味します。最初は一定の電流で充電し、電圧が規定値(一般的に1セルあたり4.2V)に近づくと、電圧を一定に保ちながら電流を徐々に下げていきます。
最初から最後まで強い電流で充電すると、電池に負担がかかってしまいます。そこで、前半は効率よく、後半はかみ砕いて仕上げるように充電するのです。
つまり──電池を守りながら満充電に近づける仕組みが組み込まれているわけです。
CC/CV制御こそが専用充電器の最大の特徴です!
リチウムポリマー電池用充電器には、さまざまな安全機能が搭載されています。
代表的なものは次のとおりです。
──これらがあることで、異常時に自動で充電を停止したり、出力を調整したりします。
ドローン用バッテリーなどは、複数のセルを直列につないでいます。このとき、各セルの電圧がずれると劣化や事故の原因になります。そこで、充電器がセルごとの電圧をそろえる役割を果たします。
このように、ただ電気を流すだけではないのが専用充電器の特徴です。
安全を守るための制御機能がぎっしり詰まっています!
見た目が似ていても、他の電池用充電器とは中身の制御が違います。
たとえばニッケル水素電池は、電圧の変化(デルタV)を検知して充電を止めます。しかしリチウムポリマー電池は、電圧の上限を厳密に守ることが最優先です。
リチウムポリマー電池を対応外の充電器で充電すると、過充電や発熱のリスクが高まります。そのため、必ず対応機種・対応電圧を確認することが重要です。
つまり──充電器も電池の一部と考えるべき存在なのです。
必ず専用・対応品を使うことが安全への第一歩です!
ここまで、リチウムポリマー電池の充電器の特徴を見てきました。
まとめると──
──以上3点が大きなポイントです。
リチウムポリマー電池は高性能なぶん、充電のしかたがとても重要です。正しい充電器を使うことで、電池の寿命を延ばし、安全性も確保できます。
見えない部分ですが、充電器の中では細かな制御が行われています。電池とセットで考えることが、安全で長持ちする使い方につながるといえるでしょう。
|
|
|