「プラズマ」って聞くと、なんかピカピカ光ってるイメージありますよね。ネオン看板、プラズマボール、雷…。でも、そもそも論として、なんでプラズマって光るんでしょうか?
このページでは、プラズマが光る

ネオン管やプラズマテレビ、最近じゃプラズマクラスターなんてのもありますよね。でも、どれも共通して「高周波(こうしゅうは)」ってやつが関わってるんです。
じゃあ、どうしてプラズマを作るのに高周波が必要なんでしょうか?
このページでは、プラズマの発生と高周波の関係を、電気と粒子の動きからわかりやすくかみ砕いて解説していきます!
プラズマとは、電子とイオンがバラバラになった状態の物質のこと。よく「第4の状態」なんて呼ばれたりもします。
普通の物質は、
のどれかなんですが、そこにエネルギーを加えすぎると、電子が原子から飛び出してしまって、プラズマ状態になるんですね。
高周波とは、1秒間に何百万〜何億回も振動する電気のことです。たとえば、
つまり、めちゃくちゃ細かくビリビリ震える電気なんです!
ここが本題!
高周波の電場は、電子に高速で前後にビシバシ力を与えることができる
つまり、こんなことが起きます。
これが放電の連鎖反応、つまりプラズマの発生です!
そして高周波は、電子が電極に吸い寄せられて失われるのを防ぐ効果もあるので、
安定してプラズマを維持するのにもピッタリなんです!
低い周波数だと電子がゆっくりしか動かないし、衝突してもエネルギー不足。でも、
高周波なら電子をビュンビュン動かせて、効率よくプラズマを生み出せるってわけです!
高周波が必要な理由?そりゃあお前、電子にムチ打ってガンガンぶつけて、イオン化させるにはスピード勝負だろうが!ゆる〜い電気じゃ話になんねぇのよ、プラズマ作りたきゃ“ビシバシ”いけ!