電磁波には電波、赤外線、可視光、紫外線、X線、ガンマ線などがあり、周波数や波長の違いによって分類される。波長が短くなるほどエネルギーは高くなる。それぞれの電磁波は異なる用途と特性を持っている。

電磁波が真空でも伝わる理由
電磁波は電場と磁場の変化が互いに誘導し合うことで進行するため、物質の媒介を必要としない。つまり、電磁場の変動そのものがエネルギーを伝える仕組みである。これにより、宇宙空間のような真空でも伝播できる。

「どうして電磁波は真空でも伝わるの?」
音は空気がないとダメなのに、電磁波は空っぽの宇宙でもスイスイ進んでくる。
よく考えたら不思議ですが、その秘密は、電磁波の持つ「波の正体」にあるんです!
このページでは、電磁波が真空でも伝わる理由を、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
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まず、音は空気などの“物質”の振動によって伝わる波です。これを「機械的な波」っていいます。だから、空気がないと振動できなくなって、音は伝わらないんです。
でも電磁波は「電場」と「磁場」のふるえ。つまり、物質じゃなくて“空間”そのものの性質を使って進むんです。
つまり、
という大きなちがいがあるんですね!
電磁波って、「電場」と「磁場」がお互いを生み出しあいながら、空間を進んでいく波なんです。
どういうことかというと、
という理屈です。
この仕組みは、空気や水などの「物質」がなくても成立するので、電磁波は真空でも伝わるというわけなんです。
しかも面白いのは、真空中の方がむしろ電磁波は速く・安定して伝わること。
たとえば光(可視光)も電磁波の一種ですが、光の速さは真空中が最速で、何にも邪魔されないから秒速約30万kmで進めます!
逆に、ガラスや水の中ではちょっとスピードが落ちるんです。
電磁波が真空でも進めるのはよ、空間にある「電場と磁場のふるえ」そのものが波になってるからなんだぜ!物質に頼らねぇってのはすげぇ不思議だけど、それが宇宙から光が届くカギだったってのは感動モンだな!
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