電気がなければ、スマホも、エアコンも、電車も動かない。
でも、当たり前すぎて気づきにくいんです。「電気って、実際どうやって使われてるの？」って。

 

でも実は、電気工学は「目に見えない力＝電気」を思い通りにコントロールして、便利な世界をつくるための学問なんです！

 

このページでは、電気工学で学ぶ内容や分野、そしてそれがどう面白さにつながってるのかを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます！

 

 

電気工学ってどんな学問？

電気工学とは、電気や電子を利用したシステムや装置を設計・開発・運用する学問のこと。

 

ざっくりいうと、「電気をどうやって作って、どうやって使って、どうやって安全に届けるか」を考える分野です。

 

たとえば、こんな内容を学びます。

 

• 回路のしくみ：電気が流れる道をどう設計するか
• 電力システム：発電所〜変電所〜家庭まで、どう電気を運ぶか
• 電磁気学：電場や磁場のふるまい、電波との関係
• 制御工学：エアコンの温度調整とか、モーターの動きをどう安定させるか
• 電子回路・半導体：スマホやパソコンの中身の仕組み

 

こうしてみると、「えっ、めっちゃ広いじゃん！」って思いませんか？

 

電気工学のスゴいところ・面白いところ！

電気工学の面白さって、どこにあるの？って聞かれたら…答えはズバリ、

 

「見えない電気を、見える形にして世界を動かすところ」

 

たとえば、電車のパンタグラフから電気が入ってきて、その力でモーターを回して、車輪をグイグイ回す…。見えないけど、確実にそこに「電気の仕事」があるんです。

 

そしてもう一つの面白さは、

 

理論だけじゃなく、ちゃんと「現場」で役立つところ！

 

世の電力インフラは常に、

 

• ちょっとした回路設計ミスで電気が来なくなる
• 電圧が不安定だと機械が動かなくなる
• ノイズ対策しないとエラーだらけになる

 

といった現実の問題に直結してるからこそ、知識と実践がリンクする手応えがあるんです。

 

どんな職業につながるの？

電気工学を学んだ人が進む道って、実はけっこう多いんですよ。

 

• 電力会社：発電・送電・配電を担う
• 家電メーカー：冷蔵庫やテレビ、電子レンジなどの設計
• 自動車メーカー：EV（電気自動車）やカーナビの開発
• 鉄道会社：電車の制御システムや信号システム
• IT・通信会社：通信インフラや電子機器の設計

 

「機械系」に見えて、じつはAI、再生エネルギー、IoTといった最新技術にもバッチリ関係あるから、これからの時代にも超強い！