
暗い雲の間を走る稲妻、ドーンと響く雷鳴。ちょっとこわいけど、どこか神秘的でもある雷。そして同じく「バチッ」とくる感覚を持つ電気。どちらも似たような印象がありますよね。
でもふと考えると、「電気と雷って何が違うの?雷って電気なの?」という疑問がわいてきませんか?
このページでは、電気と雷の違い、そしてその深いつながりについて、わかりやすく解説していきます!
電気とは、電子(マイナス)や陽子(プラス)といった電荷が動くことで発生するエネルギーや現象のことです。
スマホのバッテリーも、電車を動かす動力も、ぜんぶ電気という力が使われています。見えないけれど、私たちの暮らしを支える「粒の動き」から生まれる力なんですね。
雷は、空気中にたまった電気が一気に流れる放電現象のことです。
積乱雲の中では、氷の粒どうしがぶつかり合ってプラスとマイナスの電気が分かれる現象が起こります。その結果、雲の中に電気がどんどんたまっていくんです。
その電気が限界をこえると、空気の絶縁が破れて一気に流れる=雷になるわけですね。つまり雷=自然界に起きる特大スケールの放電なんです!
雷は、自然界における電気の現れ方のひとつなんです。
ふだん使っている電気は、発電所でコントロールされて安全に届けられる人工の電気。一方、雷は雲の中で自然に発生し、コントロールできないもの。
でも根本的にはどちらも「電気がたまって流れる」現象なので、本質的には同じ力なんですよ!
雷はこわい存在と思われがちですが、実はすごくエネルギーに満ちた現象なんです。
つまり、雷は電気の力が自然界で大爆発してるようなもの。ある意味、地球の発電イベントともいえますね。
電気と雷ってのはよ、同じ「電荷の動き」から生まれる力だけど、人工か自然か、制御できるかできねぇかってとこがデカい違いなんだぜ!雷ってのは、まさに自然が魅せつける“電気の迫力”そのもんってわけよ!