

鉛蓄電池を使ううえで大事なのが、「どれくらいの時間使えるのか」と「どこまで使っていいのか」というポイントです。
これを整理するキーワードが放電特性、そして放電時間と放電終止電圧です。難しそうに聞こえますが、意味をひとつずつ分けて考えれば大丈夫。順番に見ていきましょう。
|
|
|
鉛蓄電池は、放電を始めるといきなり電圧がゼロになるわけではありません。
最初はほぼ一定の電圧を保ちます。そして放電が進むにつれて、ゆるやかに電圧が下がり、最後に急激に落ち込みます。この“電圧の下がり方のカーブ”を放電特性といいます。
──このカーブが鉛蓄電池の性格を表しています。 放電特性とは、時間とともに変わる電圧のふるまいなのです。
電圧の変化が放電特性です!
では放電時間とは何でしょうか。
これは、ある一定の電流で放電したときに、放電終止電圧に達するまでの時間のことです。
ここで重要なのが、電流の大きさです。大きな電流で使えば早く終わり、小さな電流なら長く使えます。これは鉛蓄電池の内部抵抗や化学反応の限界によるものです。
──同じ電池でも使い方で持ち時間が変わるのです。 放電時間は「どれだけの電流で使うか」によって決まるのです。
電流の大きさが時間を左右します!
そして大切なのが放電終止電圧です。
これは「ここまで下がったら放電をやめるべき」という電圧の目安です。
鉛蓄電池の場合、1セルあたりおよそ1.75V前後が目安とされることが多いです。12Vバッテリー(6セル)なら約10.5V程度になります。
これより低く使い続けると、深い放電となり、サルフェーションが進みやすくなります。
──電圧が低すぎる状態は寿命を縮めます。 放電終止電圧は、電池を守るための“限界ライン”なのです。
終止電圧を守ることが長持ちのコツです!
ここまでで、鉛蓄電池の放電特性を整理しました。まとめると──
──以上3点が重要なポイントです。
鉛蓄電池は、どこまで使うかがとても大事。 放電終止電圧を守ることが、寿命を守る第一歩なのですね。
|
|
|