

「最近、バッテリーの減りが早い気がする…」
二次電池を使っていると、どうしても避けられないのが劣化です。くり返し使えるとはいえ、性能が永遠に保たれるわけではありません。
では、なぜ劣化するのか。そして、少しでも長持ちさせる方法はあるのか。ポイントを順番に整理していきましょう。
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二次電池は、充放電で可逆反応を利用しています。しかし「可逆」といっても、100%完全に元通りになるわけではありません。
充放電をくり返すと、
──こうした変化が積み重なります。
結果として、容量の低下や内部抵抗の増加が起きます。これが劣化の本質です。
劣化は、可逆反応の中に含まれる“わずかな不可逆変化”の積み重ねです!
劣化の原因は大きく分けていくつかあります。
サイクルを重ねるごとに、材料の微細構造が変化します。これをサイクル劣化と呼びます。
温度が高いと化学反応が加速し、
──が進みます。
安全範囲を超えた電圧は、材料に強い負担をかけます。
使っていなくても自己放電や副反応は進みます。これをカレンダー劣化といいます。
劣化の主因は、回数・温度・電圧ストレス・時間です!
では、どうすれば劣化をゆるやかにできるのでしょうか。
まず大切なのは温度です。
──高温を避けるだけで、寿命は大きく変わります。
常に100%や0%付近で使い続けると、電極にストレスがかかります。
急速充電は便利ですが、大電流は内部発熱を増やします。必要なときだけ使うのが無難です。
温度と電圧ストレスを抑えることが、長寿命のカギです!
残念ながら、劣化を完全に止めることはできません。化学反応を利用する以上、時間とともに変化は起きます。
目指すべきは、
──という使い方です。
劣化は避けられませんが、進み方はコントロールできます!
ここまで、二次電池の劣化原因と長持ちさせる方法を整理してきました。
まとめると──
──以上3点が基本です。
そして大切なのは、「使い方で寿命は変わる」ということです。 二次電池は消耗品ですが、温度と電圧を意識するだけで寿命を大きく延ばせます。
ちょっとした心がけが、長持ちへの近道なのですね。
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