

火力発電では、蒸気でタービンを回して電気をつくります。
でも、そのあと蒸気はどうなるのでしょうか。
実はそこで大切な役割を果たすのが「復水器(ふくすいき)」です。
あまり目立たない装置ですが、発電を支える重要な存在なんですよ。
蒸気をもう一度、水に戻す。
その理由と仕組みを、順番に見ていきましょう。
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復水器とは、蒸気を冷やして水に戻す装置です。
名前のとおり、「水に復(もど)す」機械ですね。
タービンを回し終えた蒸気は、まだ高温です。
そのまま外に出してしまうと、もったいない。
そこで復水器の中で冷却し、水に戻します。
復水器は「蒸気を水に戻すための巨大な冷却装置」なのです。
そして戻った水は、再びボイラーへ送られます。
つまり、発電は「水の循環」で成り立っているのですね。
復水器は蒸気を冷やして水に戻し、循環を支える大切な装置なのです!
では、なぜわざわざ水に戻すのでしょうか。
理由は大きく二つあります。
ひとつ目は、水を再利用するため。
毎回新しい水を使うのは効率が悪いですよね。
二つ目は、タービンの効率を高めるためです。
蒸気をしっかり冷やすと、タービン出口の圧力が下がります。
圧力差が大きいほど、タービンはよく回ります。
蒸気を水に戻すことは、発電効率を高めることにもつながるのです。
つまり復水器は、ただのリサイクル装置ではありません。
発電のパワーを引き出す重要な役割も持っています。
蒸気を水に戻すことは、再利用と効率向上の両方に必要なのです!
復水器の中には、たくさんの細い管が並んでいます。
その管の中を、冷たい水が流れています。
タービンから出た蒸気は、その管の外側に触れます。
冷たい水に熱を奪われて、蒸気は水に戻るのです。
この仕組みを「表面復水器」といいます。
蒸気と冷却水は直接混ざりません。
冷却水には、海水や川の水が使われることもあります。
そのため、周辺環境への配慮も重要です。
復水器は「熱をうばって蒸気を水に戻す熱交換装置」なのです。
目立たないけれど、発電の裏方として大活躍しています。
復水器は冷却水で蒸気を冷やす熱交換装置として発電を支えているのです!
火力発電の復水器は、蒸気を水に戻すための装置です。
それによって水を循環させ、発電効率も高めています。
発電はタービンだけでは成り立ちません。
復水器という裏方の存在があってこそ、安定した電気が生まれるのです。
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