水力発電の盛んな国:ノルウェーやブラジルに多い理由は?

水力発電の盛んな国

ノルウェーやブラジルは豊富な水資源と大きな落差を持つ地形に恵まれている。降水量が多く、安定した河川流量を確保できることも強みだ。そのため水力発電が主要な電源として発展してきた。

水力発電の盛んな国:ノルウェーやブラジルに多い理由は?

水力発電は世界中で使われています。
でも、国によって「主役」だったり「わき役」だったりするのをご存じですか。


とくに有名なのが、ノルウェーやブラジル。
なぜこの2つの国では、水力発電がこれほど盛んなのでしょうか。


地図を思い浮かべながら、ゆっくり考えてみましょう。



水力発電が盛んな国はどこ?

まず、世界で水力発電が多い国を見てみましょう。


発電量の規模で見ると、中国、ブラジル、カナダ、アメリカなどが上位に入ります。
一方、発電全体に占める割合で見ると、ノルウェーは約90%以上を水力が占めています。


国によって「発電量が多い」のか「割合が高い」のかが違うのです。


ノルウェーは人口が比較的少ない一方で、水力資源が非常に豊富です。
ブラジルは国土が広く、大河川がいくつもあります。


数字だけでなく、背景を見ることが大切です。


水力が盛んな国は、量と割合の両面で見る必要があるのです!


なぜノルウェーやブラジルに多いの?

では、なぜこの2国なのでしょうか。


理由は、とてもシンプルです。
水が豊富で、落差があるからです。


ノルウェーは山が多く、氷河や雪解け水が豊富です。
フィヨルド地形によって高低差が大きく、水力発電に理想的な条件がそろっています。


一方、ブラジルにはアマゾン川をはじめとする巨大河川があります。
広い流域と安定した降水量が、水力発電を支えています。


豊富な水量と大きな落差こそが、水力発電を支える最大の条件なのです。


さらに、両国ともエネルギー政策として水力を重視してきました。
資源の少ない国ではなく、資源を活かした国なのです。


自然条件と政策の両方が、水力大国を生み出しているのです!


地形・気候と水力発電の深い関係

ここで少し整理してみましょう。


水力発電に向いている条件は、次のようなものです。


  • 年間を通じて十分な降水量がある。
  • 高低差のある地形がある。
  • 大きな河川や流域をもつ。


──これらがそろうと、水力発電はぐっと有利になります。


水力発電は、地形と気候の影響を強く受けるエネルギーなのです。


逆に、平坦で乾燥した地域では、水力はあまり広がりません。
エネルギーの種類は、国の自然条件と深く結びついているのです。


水力発電の広がりは、自然環境そのものを映しているのです!


 


水力発電が盛んな国には、共通点があります。
豊富な水量と大きな高低差、そしてそれを活かす政策です。


ノルウェーやブラジルは、自然条件を最大限に活かした代表例です。
エネルギーの選び方は、その国の地形と気候が決めているとも言えるのです。


水力発電は、まさに「自然とともにある発電方法」なのです。