人が手を動かす、目で見る、心臓がトクンと動く――
そのすべての裏側で、実は微弱な電気信号が体の中を走り回ってるって、知ってましたか?
この“カラダの中の電気”に注目するのが、電気生理学なんです

私たちが当たり前のように「ドクドク」と感じる心臓の鼓動。
でも実はこれ、電気信号でリズムよく動いてるって、知ってましたか?
このページでは、心臓は「電気で動くポンプ」なんだよ!ということを、電気生理学の視点からわかりやすくかみ砕いて解説していきます!
ふつう、体の筋肉を動かすには「脳からの命令」が必要ですよね?
でも、心臓だけは別格! なんと、自分で勝手に電気を作って動いてくれるんです!
この電気を最初に作る場所が…洞房結節(どうぼうけっせつ)!
ここがペースメーカー細胞と呼ばれる「天然の発電所」になっていて、定期的に「ピッ」と電気を出しています。
この信号が心臓全体に伝わって、ポンプのように血液を押し出すんです。
心臓内の電気信号は、ちゃんと順番に流れていくんですよ!
この順番通りに電気が流れることで、
まず心房が収縮 → そのあと心室が収縮
という効率的なポンピング動作が生まれるわけです!
よく病院で測る心電図(ECG)。
これって、まさにこの心臓の電気活動をグラフにしたものなんです。
この波形を見ることで、「ちゃんとリズム通り動いてるか?」や「異常な電気信号が出てないか?」をチェックできるんです!
心臓の電気回路が乱れると、動きもバラバラになります。
こういう時にはペースメーカー(人工電気発生器)を使って、電気のリズムを外から調整することもあるんです。
心臓ってヤツはよォ、オレ様の雷みてぇな電気信号でトクントクン動いてんだ!ペースメーカー細胞が毎秒ピッとスパークして、ちゃんと順番通りに電気を送ってんだぜ?電気ナメてっと、心臓すら止まっちまうから気ィつけなッ!