
雷って、空にバリバリッと走るとき、まっすぐじゃなくてなんかギザギザしてますよね?まるで空を引っかいたような形…。あれってただの偶然じゃなくて、ちゃんとした理由があるんです!
実は、雷がギザギザに見えるのは「空気の中をムラだらけに進むから」なんですよ!
このページでは、雷のあのギザギザ模様が生まれる仕組みを、空気の性質や電気の流れ方とからめて、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
よく「雷は高いところに落ちやすい」って聞くと思いますが、それってつまり電気が通りやすい道を選んでるってことなんです。
でも実は、雷って一発でズドーン!と落ちてるわけじゃなくて、
「空気中をジグザグに進みながら、放電の道を探してる」
っていうちょっとユニークな動き方をしてるんですよ。
空気の中には、水蒸気や塵(ちり)、電気を通しやすい場所・通しにくい場所がバラバラに存在してます。だから、雷は「こっちの方が通れそうかな?いや、やっぱあっちか?」って感じで、何回も進路を変えながら進んでるんです。
雷のギザギザの正体は、このリーダー放電ってやつ。
雷が本気の一発を落とす前に、まずは「下見」みたいな放電をしてるんです。これが、
っていう感じで、ちょこちょこ進んでいく。その結果、雷の光はギザギザに曲がってるように見えるんですね。
そして、いいルートが見つかったら…本気の電流がドカーン!と通って、一気に雷が走るんです。
雷がギザギザになる理由をまとめると…
つまり、自然界の雷は「まっすぐ進めない=ギザギザになる」のが当たり前なんですね。
雷がギザギザしてんのはなァ、空気の中で「どこ行きゃ通りやすいかな~」って電気がウロウロしてっからなんだよ!で、通れそうなとこ見つけたら一気にドカーン!ってな。まっすぐなんて気まぐれな電気には無理な話よ!