
スマホを充電したり、ドライヤーを使ったり、テレビをつけたり…。電気って当たり前すぎて、あらためて「どんな性質があるの?」って聞かれると、ちょっと困っちゃいますよね。
でも実は、電気には私たちの暮らしを支えるために欠かせない4つの性質があるんです。
このページでは、その性質をやさしく説明していきますね。
電気の基本中の基本!それが「電気には2種類ある」ってこと。
プラスの電気を持っているのが陽子、マイナスの電気を持っているのが電子です。これらが物の中にバランスよくあると安定していますが、どちらかに偏ると静電気になったり、電気が流れたりします。
そして面白いのが…
…というルール。これがクーロン力と呼ばれる、電気の“引っ張ったりはね返したり”する力の正体なんですね。
電子が動く=電気が流れるというのは、もうおなじみですよね。
この電子の流れを電流って呼びます。電流が流れることで、電球が光ったり、モーターが回ったり、スマホが充電されたりと、いろんな“仕事”ができるんです。
エネルギーを運ぶ力としての電気。これが私たちの生活を便利にしてくれる最大の特徴です。
実は、電気が流れると磁石のような力も発生するんです。
これを電磁誘導や電磁気効果といって、発電機やモーター、スピーカーなどに応用されています。電線に電流を流すと、そのまわりに磁場ができるんですよ。
逆に磁石を電線のそばで動かすと電気が生まれるっていう、ちょっと不思議な“逆転現象”もあるんです。まさに電気と磁気は仲良しなんですね。
電気って、それ自体は目に見えないけど、いろんな形に変えることができるんです。
たとえば…
…みたいに、電気はほかのエネルギーに変わる“変身の達人”なんです。この性質があるから、電気は家電製品から産業機械まで、いろんなところで使われているんですよ。
電気にはよ、プラスとマイナスがあること、流れてエネルギーを運ぶこと、磁力を生むこと、そして他のエネルギーに変えられることっていう4つの性質があるんだぜ!この“性格”を知っときゃ、電気がもっと身近で面白く感じられるようになるかもしれねぇな!