直流・交流の電圧の違いとは?

スマホを充電したり、コンセントに家電をつないだり…。私たちの暮らしには「電圧」がつねに関わっています。でも実は、使われている電気には「直流」と「交流」という2つの種類があるんです。

 

そしてこの2つ、流れ方だけじゃなく、電圧の性質にも大きな違いがあるんですよ!

 

このページでは、そんな直流と交流の電圧の違いを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます。

 

 

直流の電圧は「ずっと一定」

直流(DC)の電圧は、時間が経ってもずっと同じなんです。

 

たとえば、乾電池やモバイルバッテリーから出る電気は直流で、その電圧もずーっと安定しています。

 

グラフで表すと、横にまっすぐな線!変化なし!

 

  • 一定方向に電子が流れる=プラスからマイナスへ一直線
  • 電圧も常に同じ高さ=電気の押し出す力がずっと一定

 

だからこそ、安定した動作が必要な電子機器(スマホやパソコンなど)は、直流の電圧で動いているんです。

 

交流の電圧は「周期的に変化する」

一方の交流(AC)では、電圧が一定じゃないんです!

 

電気の向きがプラスとマイナスで行ったり来たりするのと同時に、電圧もプラスになったりマイナスになったり、リズムよく変化してます。

 

日本の家庭用コンセントなら1秒間に50回か60回、電圧の向きが反転!まさにうねうね波のような動きなんです。

 

  • 電圧が0〜プラス〜0〜マイナス〜0…と変化
  • 電子の流れも前後に揺れる=一方向に流れ続けるわけじゃない

 

この変化する波のような電圧が、交流の最大の特徴なんです!

 

電圧の違いが「使い道の違い」に!

この「電圧が一定」か「波のように変化する」かの違いが、じつは電気の使われ方にも影響してるんです。

 

  • 直流の電圧:安定性が高い → 精密機器やバッテリー、LED照明に向いてる
  • 交流の電圧:変圧がしやすい → 発電所から遠くまで送るのにピッタリ

 

つまり、直流は近距離&安定、交流は長距離&効率が得意ってこと!

 

直流と交流の電圧にはよ、「ずっと一定か、それとも波みてぇに変わり続けるか」って違いがあるんだ。お前ん家の電気だって、その特性に合わせてバッチリ使い分けられてんだぜ、覚えとけよ!