日本で雷が多い地域はどこ?

日本で雷が多い地域

日本では北陸地方を中心に冬季の雷が多く観測される。日本海からの寒気と湿った空気がぶつかることで、積乱雲が発生しやすくなるためである。特に石川県や新潟県では「雪起こしの雷」と呼ばれる現象も見られる。

日本で雷が多い地域はどこ?

日本の空にも、ド派手な雷ショーがよく開かれる地域と、わりと静かな空模様の地域があるんです。その中でも特に雷が多い県を調査した結果が…なかなかの納得感!


このページでは、「日本で雷が多い地域はどこ?」という疑問に、データと地形の両面からわかりやすく解説していきます!



日本一の雷多発県は「石川県」!

気象庁の観測データによると、年間で雷が最も多く発生しているのは石川県です。その雷日数、なんと年間平均45.1日


続く上位ランキングはこちら↓


  • 2位:福井県(37.4日)
  • 3位:新潟県(34.7日)
  • 4位:秋田県(34.3日)
  • 5位:富山県(33.6日)


…と北陸地方が上位を独占してるんです。


北陸に雷が多い理由は「冬の雷」!

普通、雷って夏に多いイメージがあるけど、北陸は冬にもバンバン雷が起きるんです。


そのカラクリはこう↓


日本海の暖かい海(対馬海流)+大陸からの冷たい寒気=大気が超不安定!


その不安定さが積乱雲を生み出して、冬にも雷がゴロゴロ発生するんですね。これを「雪起こし」や「ブリ起こし」と呼ぶ地域もあります。


九州南部や関東内陸も侮れない!

北陸ほどじゃないけど、九州南部(特に鹿児島)も雷が多め。


  • 7位:鹿児島県(27.4日)
  • 8位:熊本県(26.6日)


これは梅雨や夏の前線・台風の影響で大気が不安定になりやすいから!


また、関東内陸部では栃木県(26.5日)が上位に。群馬県なども夏に夕立雷が多い地域なんですよ。


フッ…日本でオレ様が最も暴れてんのは、石川あたりの北陸だぜ!冬だろうが容赦なくズドーン!ってやってやるからな!九州の湿気モリモリな空気もなかなかアツいし、関東の山間も侮れねぇ…。要するに、オレ様が静かな日はそうそうねぇってこった!