アルミホイルで電磁パルス(EMP)を防げる?

電子レンジのドアが金属の網で覆われてるの、見たことありますか?あれ、実は電磁波を中に閉じ込めるための工夫なんです。じゃあ、同じ金属のアルミホイルでも電磁パルス(EMP)を防げたりするの…?

 

答えは、「正しく使えば、ある程度は防げる」です!

 

このページでは、アルミホイルでEMPを防ぐしくみと、効果を高めるためのコツを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!

 

 

アルミホイルは「簡易ファラデーケージ」になる!

電磁パルス(EMP)とは、超短時間にドカンとくる強力な電磁波のこと。その波を遮るには、「電磁波を反射・吸収できる材料」で囲むのが基本です。

 

その材料として、今からでも容易に調達できて、低コストなのがアルミホイルアルミホイルは導電性があるから、電磁波を遮る効果があるんです!

 

つまり、アルミホイルでしっかり包めば、外からのEMPの侵入を防ぐ簡易ファラデーケージになるってわけ。

 

特に小型の電子機器(スマホ、USB、無線機など)には有効です。

 

でも注意!ただ巻くだけじゃ不十分!?

とはいえ、アルミホイルで「ふわっと包んだだけ」では不完全。EMPはちょっとのすき間からでも入ってきます。

 

しっかり防ぐには、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

  • 何重にも巻く:2~3重、できれば4重以上がベスト
  • すき間をなくす:端をピッタリ密着させる
  • 内側に絶縁素材(プチプチや布)を入れる:電子機器がアルミに直接触れると静電気で逆に壊れることも!

 

理想は、

 

布+アルミホイル数重+ジップ袋などで密閉」のセット!

 

さらに金属の缶(クッキー缶や弁当箱)などに入れると効果倍増です。

 

大型EMPや軍用級には限界もある

正直、アルミホイルで防げるのはあくまで“家庭用レベル”のEMP対策

 

  • 強力なEMP兵器には、ホイル1枚では無力
  • 高電圧の誘導電流には、抜け道ができやすい
  • 完全密封じゃないと効果が激減

 

なので、国や企業では専用のシールドルームEMP対策装置を使うのが基本なんです。

 

でも逆に言えば、家庭レベルの電磁波(太陽フレアや近距離EMP)に対しては、アルミホイルでもある程度の備えはできるということ!

 

アルミホイルでEMPが防げるかって?防げるっちゃ防げるが、テキトーに巻いただけじゃダメだぜ!すき間が命取りだから、キッチリ何重にもして、バッチリ密閉すんだよ!そんで中身は絶縁して守る!いざって時にスマホ、生き残らせたいなら、こんくらいやんなきゃな!