

風力発電の風車って、いつも同じ向きにくるくる回っているイメージがありますよね。
でも、風向きが変わったら回転の向きも変わるのでしょうか?今回は、風車の「回転方向」のひみつを見ていきましょう。
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まず結論から言うと、多くの大型風力発電はいつも同じ方向に回るように作られています。
プロペラ型(水平軸型)の風車は、風を受けると決まった向きに回転する形に設計されています。ブレード(羽)のねじれ方や角度があらかじめ決められていて、逆向きには回りにくい仕組みなんです。
大型の風力発電は、基本的に「一方向」に回るよう設計されています
では、風向きが変わったらどうなるのでしょうか。
プロペラ型の風車は、風の向きが変わると本体ごと風上に向きを変えます。これをヨー制御といいます。つまり、風に合わせて“顔の向き”を変えることで、回転方向はそのまま保たれるのです。
風が後ろから吹くような特別な状況では回転が弱まったり停止したりしますが、ふつうは逆回転しないように設計されています。
風向きが変わっても、本体が向きを合わせるので回転方向は変わりません
では、回転方向が変わることはまったくないのでしょうか。
基本的にはありませんが、小型風車や垂直軸型の中には、条件によって回転方向が変わることがあるタイプもあります。特に風を“押す力”で回るタイプでは、強い突風や乱れた風で一時的に逆向きの力がかかることがあります。
ただし発電機や制御装置には逆回転を防ぐ仕組みが入っている場合が多く、安全面も考えられています。
強い突風や乱流では、想定外の力がかかることもあるため安全設計が重要です
回転方向は基本固定ですが、タイプによっては例外もあります
風力発電の風車は、多くの場合あらかじめ決められた一方向に回るよう作られています。
風向きが変わっても、本体が向きを合わせることで回転方向は変わりません。ただし、小型や特殊なタイプでは例外もあるため、構造の違いを知ることが大切なのです。
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