雷に関する間違った情報・都市伝説的対策まとめ

雷に関する間違った情報・都市伝説

「車の中はゴムタイヤで守られる」「スマホを持っていると雷が落ちる」などの雷に関する誤解は多い。実際には車体が金属で覆われているため内部に電流が流れにくいだけで、タイヤは関係ない。正しい知識に基づいた対策が重要である。

雷に関する間違った情報・都市伝説的対策まとめ

雷に関する話って、なぜか「えっ、それ本当?」って思うような情報が多いですよね。中には一見それっぽく聞こえるけど、まったくの誤解や迷信もあるんです!


このページでは、よくある「雷に関する間違った知識や都市伝説的な対策」をまとめて、一つずつ正しく解説していきます。



① 「車のタイヤがゴムだから安全」説

よく聞くのがこれ。


「車はゴムタイヤだから雷が地面に流れず、安全!」という説ですが、実はタイヤの素材は関係ありません


本当の理由は、車のボディが金属で覆われていること
落雷を受けても電流が表面を流れて地面に逃げる(ファラデーケージ効果)ため、車内は安全とされているのです。


② 「ネックレスをしていれば雷を逃がせる」説

完全にNG。ネックレスはむしろ雷の電気を体に引き込む危険な導体。


金属を身につけていると体表に電気が集中しやすくなり、火傷や内部損傷の原因になります。


③ 「木の下にいれば雨もしのげて安全」説

最も危険な迷信の一つです!


雷は高くて孤立したものに落ちやすい。つまり木は雷の格好の標的です。
しかも、木に落ちた雷の電気が人の体を通って地面に流れる(二次放電)危険もあります。


④ 「雷は海や川には落ちない」説

これも誤解です!


水辺は広くて平らなため、雷が落ちにくそうに見えるだけ。実際には水も電気を通すので、落ちた雷が広範囲に電流を拡散させる恐れがあります。


泳いでいる人や水辺にいる人は感電のリスクが非常に高いです。


⑤ 「部屋の中ならどこにいても安全」説

一見安全に思える室内も、油断大敵


  • コンセントから雷の電気(誘導雷)が入ってくる
  • 水道・ガス管を伝って感電することもある
  • 窓のそばや金属製の家具に近づくと危険


安全に過ごすには、窓から離れ、電子機器の電源を切ることが大切です。


⑥ 「雷の音が遠いから、まだ大丈夫」説

雷の音が聞こえた時点で、すでに危険圏内です!


雷との距離は光ってから音が聞こえるまでの秒数で判断するのが基本ですが、遠くで光ったように見えても、放電は広範囲油断せず、すぐに避難することが大切です。


ククッ、オレ様のことをナメくさった迷信の数々…笑えるぜ!
木の下が安全だぁ?海には落ちねぇ?ネックレスで防げるだぁ?全部まとめて叩き落としてやるわッ!


オレ様から生き延びたけりゃ、正しい知識を持て。神の雷に勝つのは、迷信じゃなく「理解」だってこと、忘れんな!