


私たちが暮らしているこの世界は、見えない力によって、ぎりぎりのバランスで支えられています。
その中でも、とくに重要なのがクーロン力。
電気を帯びたもの同士が引き合ったり、反発したりする、あの基本的な力です。
普段の生活ではあまり意識しませんが、この力がなければ
なぜこんな大事になるのか…その理由を詳しく探って行きましょう。
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まず最初に起こるのが、原子の崩壊です。
原子の中では、プラスの電気を持つ原子核と、マイナスの電気を持つ電子が、クーロン力によって引き合っています。
電子は、気ままに原子核の周りを漂っているわけではありません。
「プラスとマイナスは引き合う」
という、ごく基本的な性質によって、そこにとどまっているんですね。
ところが、クーロン力が消えた瞬間。
電子は原子核に引き止められなくなり、外へ散ってしまいます。
すると、原子というまとまり自体が成立しません。
さらに、その影響は分子にも及びます。
水分子や酸素分子、金属の結びつき。
それらはすべて、電気的な引力と反発のバランスで成り立っています。
つまりクーロン力がなくなると、原子も分子も形を保てず、「物質」が消えてしまいます。
固体も、液体も、気体も、まとめて成立しません。
原子と分子はクーロン力で結びついているため、その力が消えれば世界は一瞬でバラバラになります!
次に影響を受けるのが、電気の仕組みです。
というより、電気そのものが存在できなくなります。
電気とは、電荷を持った粒子が動くことで生まれる現象です。
電子が引かれたり、押されたりすることで、電流や電圧が生まれます。
ですが、クーロン力がなくなると、プラスとマイナスの引き合いが消えます。
電圧という考え方が成立しません。
電子は「動かされる理由」を失い、電流も流れなくなります。
その結果、発電所は機能せず、送電も不可能。
照明は点かず、スマートフォンも反応しません。
電子回路や半導体も、前提条件が崩れてしまいます。
言い換えれば── クーロン力が消える世界では、電気文明そのものが根本から消滅します。
便利さ以前の問題なんですね。
電気はクーロン力の働きそのものなので、その力がなくなれば電子機器はすべて使えなくなります!
最後に、もっとも深刻な影響です。
それは、生命が成立しなくなるということ。
人間の体は、原子や分子が正確に組み合わさってできています。
タンパク質、DNA、水分子、細胞膜。
これらはすべて、クーロン力があるから形を保っています。
さらに、生き物の体内では、微弱な電気信号が常に流れています。
これらもすべて、電気的な力に支えられた仕組みです。
クーロン力が消えた瞬間、体をつくる分子は崩れ、電気信号も伝わらなくなります。
まとめると── クーロン力は、生命が存在するための最低限の土台です。
これがなければ、「生きる以前」の状態になってしまうわけですね…。
クーロン力は生命の基盤なので、なくなれば人間も生き物も存在できなくなります!
突き詰めると、クーロン力がなくなるというのは、電気が使えないという話ではありません。
原子が壊れ、物質が消え、生命も成立しない。
つまりクーロン力は、この世界が「世界として成り立つための根本条件」なのです。
クーロン力が消えたらどうなるって?この世のすべてがバラッバラにぶっ壊れるに決まってんだろうが!!物質も生命もな~んも成り立たねぇ、まさに宇宙が終わる瞬間ってわけだ!震えて眠れ!
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