

ボタン電池といえば、ツルッとした丸い形を思い浮かべますよね。でも中には、金属の“足”のようなものが付いているタイプがあります。「あれは何?」と不思議に思ったことはありませんか。
それが端子付きボタン電池です。見た目は少し違いますが、中身の基本的な仕組みは同じ。ただし、使い方や目的がちょっと特別なのです。
今回は、ボタン電池の端子付きとは何か、その意味や使われ方を整理していきましょう。
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端子付きボタン電池とは、電池の本体にはんだ付け用の金属端子(リード)があらかじめ取り付けられているタイプのことです。
普通のボタン電池は、機器の電池ホルダーにそのままはめ込んで使いますよね。しかし端子付きタイプは、基板などに直接はんだ付けして使うことを前提に作られています。
電子機器の中には、振動があったり、電池交換を前提としていなかったりするものがあります。そんな場合、電池をしっかり固定する必要があります。
端子が付いていれば、基板に固定できるため、接触不良が起きにくくなるのです。
端子付きとは「固定して使うために加工されたボタン電池」なのです。
端子付きは、はんだ付け前提の特別仕様です!
端子付きボタン電池は、主に電子基板に組み込まれる用途で使われます。
──こうした機器では、長期間安定して電源を供給することが求められます。
「普通のボタン電池に自分で端子をはんだ付けすればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、これは非常に危険です。
ボタン電池は密閉構造です。強い熱を加えると内部圧力が上がり、液漏れや破損の原因になります。メーカー製の端子付きは、専用の方法で安全に加工されています。
一般のボタン電池に直接はんだ付けするのは避けるべきなのです。
端子付きはメーカー加工品を使いましょう!
中身の化学構造は基本的に通常のボタン電池と同じです。たとえばCR2032なら、リチウムと二酸化マンガンの組み合わせで、電圧は3Vです。
ただし、端子が付くぶんサイズが少し大きくなります。また、基板固定前提のため、交換は簡単ではありません。
端子付きは多くの場合、ユーザーが簡単に交換できる構造ではありません。そのため、寿命が来たときは基板ごと修理や交換になることもあります。
端子付きは「交換前提」ではなく「固定前提」の電池なのです。
用途に合わせて選ぶことが大切です!
ここまでで、ボタン電池の端子付きについて整理してきました。
まとめると──
──以上3点が基本です。
端子付きボタン電池は、見た目こそ少し特別ですが、目的はとてもはっきりしています。それは「しっかり固定し、長く安定して使う」こと。
端子付きとは、用途に合わせて形を変えたボタン電池なのです。
小さな電池でも、使い方によって姿が変わる。そこに設計の工夫があるということなのですね。
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