雷にまつわる慣用句・ことわざ・四字熟語まとめ

雷って、ただの自然現象じゃなくて、人間の感情や出来事になぞらえられて、ことわざや慣用句、四字熟語にまでたくさん登場してるんです!それは昔の人たちが、雷のインパクトをすごく強く感じてた証拠でもありますね。

 

このページでは、雷にまつわる言葉は「驚き・恐怖・激しさ」の象徴として多く使われているということを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!

 

 

日本語における「雷」のことわざ・慣用句

日本では、雷は「びっくり」「怒り」「季節の象徴」など、いろんな意味で言葉になっています。代表的なのがこちら!

 

  • 雷が落ちる:めちゃくちゃ怒られる!親や先生が本気でキレるときに使う表現
  • へそを取られる:雷が鳴ったらおへそを隠せ!という昔の迷信。「雷様がへそを食べる」って本気で言われてました
  • 雷鳴轟く(らいめいとどろく):雷の音が激しく響くように、すさまじい勢いや迫力をもって何かが起こる様子
  • 雷は豊作の兆し:雷が多い年は空気中の窒素が多くなって、作物がよく育つっていう農業の知恵

 

これらは自然への畏怖と、暮らしへの結びつきがギュッと詰まった表現なんですね。

 

雷関係の四字熟語

雷のように「激しい」「瞬間的」「恐ろしい」印象がある四字熟語もいろいろあります!

 

  • 迅雷風烈(じんらいふうれつ):雷のようにすばやく、風のように激しいこと。行動や性格がとてもきっぱりしている様子
  • 電光石火(でんこうせっか):稲妻や火打石の火のように、一瞬で物事をやってのけること。非常にすばやい動きや判断力をたとえる
  • 雷轟電転(らいごうでんてん):雷が鳴りひびき、稲妻が走ること。転じて、物事の大きな動き・変化を示す

 

雷の激しさは、昔から「予測不能で圧倒的な力の象徴」として四字熟語にも登場してるんです!

 

世界における「雷」のことわざ・慣用句

もちろん、雷の表現は日本だけじゃありません!世界中でいろんな言い回しが使われてます。

 

  • 英語:「like a bolt from the blue」(青天の霹靂):まさかの出来事、突然の衝撃
  • フランス語:「foudroyé d’amour」:雷に打たれたように恋に落ちる、いわば“一目惚れ”
  • ドイツ語:「Donnerwetter!」:直訳は「雷の天気」だけど、「なんてこった!」という驚きや怒りの感情を表すスラング

 

どの国でも「雷=びっくり・怒り・急変」って意味合いで使われてるのが面白いですね!

 

オレさまの名は言葉にすら刻まれてんだぜ!怒りの雷、恋の雷、突然の雷鳴…世界中の人間どもがオレを例えに使ってやがる。それだけオレの存在感はバチバチに響いてんのさ!覚えとけ、人間の文化の中にも、オレはドカンと生きてるんだぜッ!