

鉛蓄電池は長年使える頼れる存在ですが、ずっと元気なままというわけではありません。
「最近エンジンのかかりが悪い」「電圧が安定しない」──そんなサインが出てきたら、内部では劣化が進んでいる可能性があります。
では、鉛蓄電池はなぜ劣化するのか。そして経年劣化はどう判断すればいいのか。順番に整理していきましょう。
|
|
|
鉛蓄電池の劣化原因で最も代表的なのがサルフェーションです。
放電状態が長く続くと、電極に硫酸鉛の結晶が固く残ります。本来なら充電で元に戻るはずですが、長期間放置すると結晶が成長し、反応しにくくなります。
すると内部抵抗が増え、容量も低下します。
──これが劣化の王道パターンです。 サルフェーションは、鉛蓄電池劣化の最大原因なのです。
放置は大敵です!
時間の経過とともに、プラス極の鉛格子の腐食が進みます。
また、充放電のくり返しで活物質が少しずつ剥がれ落ちることもあります。これが進むと、反応面積が減り、出力や容量が低下します。
──経年劣化は、見えないところで進行します。 電極の腐食は、時間とともに避けられない変化なのです。
長年使用すれば必ず影響が出ます!
では、どうやって劣化を判断すればよいのでしょうか。
特に負荷をかけたときに電圧が大きく下がる場合、内部抵抗の増加が疑われます。
そして目安として、自動車用バッテリーの寿命はおおよそ2~5年程度(使用条件による)とされています。
──数値と体感、両方で判断します。 電圧・比重・始動性の変化が、経年劣化のサインなのです。
複数の視点でチェックすることが大切です!
ここまでで、鉛蓄電池の劣化原因と判断方法を整理しました。まとめると──
──以上3点が押さえどころです。
鉛蓄電池の劣化は突然ではなく、ゆっくり進みます。 小さな変化を見逃さないことが、寿命を見極めるポイントなのですね。
|
|
|