

鉛蓄電池とひとことで言っても、実はいくつかの種類があります。車に積まれているタイプもあれば、建物の非常用電源で使われるタイプもある。そして最近では、メンテナンスの手間を減らしたタイプも主流になっています。
「シール型って何?」「制御弁式ってどう違うの?」と気になりますよね。そこで今回は、代表的な鉛蓄電池の種類とその特徴を、わかりやすく整理していきます。
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まずは昔からある基本形、開放型鉛蓄電池です。
名前の通り、内部の電解液(希硫酸)にアクセスできる構造になっていて、定期的に蒸発した水を補充する必要があります。ガスが発生すると外に抜ける構造なので、換気も重要です。
構造はシンプルで、コストも比較的抑えやすい。そのため大型設備や産業用途で今も使われています。
──手間はかかりますが、扱い方が確立されたタイプです。 メンテナンス前提で使うのが開放型の基本なのです。
まずは伝統的な開放型が原点です!
次に登場するのがシール型鉛蓄電池です。
これは基本的に密閉構造になっていて、通常使用では補水が不要。内部で発生したガスを再結合させる仕組みを持っています。外に液体が漏れにくいため、扱いやすいのが特徴です。
ただし完全に密閉というわけではなく、安全のための弁がついているタイプもあります。ここが次の「制御弁式」と関係してきます。
──手間を減らした改良型と言えます。 扱いやすさを重視したのがシール型なのですね。
メンテナンスを減らしたのが大きな進歩です!
そして現在主流となっているのが制御弁式鉛蓄電池(VRLA:Valve Regulated Lead Acid)です。
これはシール型の一種で、内部圧力が一定以上になると弁(バルブ)でガスを逃がす仕組みを持っています。通常は密閉状態を保ちつつ、安全性を確保しているのです。
VRLAにはさらに2つの代表タイプがあります。
どちらも液体が自由に動かないため、傾けても漏れにくいのが特徴です。
──現代のニーズに合った改良型です。 制御弁式は「安全性と扱いやすさ」を両立した進化形なのです。
現在主流なのは制御弁式と覚えておきましょう!
ここまでで、鉛蓄電池の代表的な種類を整理しました。まとめると──
──以上3点が代表的な種類です。
同じ鉛蓄電池でも、使われる場所や求められる安全性によって形が変わっています。 種類の違いは、そのまま「使い方の違い」を反映しているのですね。
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