乾電池のつなぎ方の種類:それぞれの名前と特徴を整理!

乾電池のつなぎ方の種類

乾電池のつなぎ方には直列接続と並列接続などの基本がある。直列は電圧を足し合わせて高くでき、並列は電圧を保ったまま容量や取り出せる電流の余裕を増やしやすい。目的に応じて接続方法を選ぶ必要があるだろう。

乾電池のつなぎ方の種類:それぞれの名前と特徴を整理!

乾電池って、1本だけで使うこともあれば、2本・3本とつなげて使うこともありますよね。でもその「つなぎ方」には、ちゃんと名前と意味があります。


ただ並べればいい、というわけではありません。つなぎ方によって、電圧や流せる電流の大きさが変わるのです。今回は、乾電池のつなぎ方の種類と、それぞれの特徴をスッキリ整理していきましょう。



直列つなぎ:電圧を大きくする方法

いちばんよく使われるのが直列つなぎです。プラスとマイナスを交互につないで、1列に並べる方法です。


  • 1本目の+と2本目の−をつなぐ
  • 数珠のように一直線につなぐ
  • 電圧が足し算される


──これが基本の形です。


どれくらい電圧が上がる?

乾電池は1本1.5ボルトです。2本直列なら3.0ボルト、3本なら4.5ボルトになります。つまり、電圧が「足し算」されるのです。


多くのおもちゃや懐中電灯は、この直列つなぎを使っています。


直列つなぎは「電圧を上げる」ための方法なのです。ここが最大の特徴ですね。


直列つなぎは電圧を足し算する方法なのです!


並列つなぎ:長持ちさせる方法

次に並列つなぎです。これは、プラス同士、マイナス同士をそれぞれつなぐ方法です。


  • +どうしをつなぐ
  • −どうしをつなぐ
  • 電圧は変わらない


──この形になります。


何が変わるの?

並列つなぎでは、電圧は1.5ボルトのままです。しかし、流せる電流の量や容量が増えます。つまり、同じ電圧で長持ちするようになります。


たとえるなら、同じ高さの水タンクを横に並べるようなイメージです。高さは変わりませんが、水の量は増えます。


並列つなぎは「使用時間を延ばす」ための方法なのです。電圧を上げたいときには向きません。


並列つなぎは電圧を変えずに長持ちさせる方法なのです!


直並列つなぎ:両方のメリットを使う

さらに応用として直並列つなぎがあります。これは直列と並列を組み合わせた方法です。


  • まず直列で電圧を上げる
  • そのセットを並列につなぐ
  • 電圧も容量も確保できる


──こうした構造になります。


どんな場面で使う?

大きな電力が必要な装置や、長時間安定して動かしたい機器で使われます。家庭用乾電池ではあまり見かけませんが、仕組みとしては重要です。


直並列つなぎは「電圧と容量の両立」を目指す方法なのです。少し上級者向けですね。


直並列つなぎは電圧と持続時間を両立させる方法なのです!


 


ここまでで、乾電池のつなぎ方の種類を整理してきました。


まとめると──


  1. 直列つなぎは電圧を足し算する
  2. 並列つなぎは容量を増やす
  3. 直並列つなぎは両方を組み合わせる


──以上3点が乾電池のつなぎ方の基本です。


乾電池は、つなぎ方ひとつで性質が変わります。ただ本数を増やせばいいわけではありません。どんな電圧が必要か、どれくらい長く使いたいかで選ぶ方法が変わります。乾電池のつなぎ方は目的に合わせて選ぶのが基本なのです。仕組みを知れば、電気の考え方もぐっと理解しやすくなりますよ。